見出し画像

2023年は、「まちで支える高齢者」

2022年 大苦戦


いやー、困りました。
昨年は正直に言うと、R65不動産は大苦戦でした。

何が苦戦していたか、というと、
1.弊社のアピール不足
2.入居者と物件のマッチング
です。

この投稿を見ている皆様、ぜひ助けて欲しいです。

---

アピール不足なR65不動産

まず弊社のアピール不足ですが、

最近、入居者さんに
「もっと早く知っておけば」
と言われることが多いです。

具体的には、
「年齢を理由に断られ、R65の存在を知りました。
 こんなに断られるなんて思っていませんでした。」
と言われることが多いです。

---

持ち家を売るしかない高齢者

人によっては、相続税や家の老朽化などの理由から、持ち家を売却し、その資金を持って賃貸にお引っ越しされる方もいます。

そんな方は、既に物件の買い手がついている状態で、弊社にご連絡を頂くことが多く、
「もう少し早く知っていれば、
 こんなにバタバタすることはなかったのに」
と言われます。

中には時間切れ、引き渡しに引っ越しが間に合わず、トランクルームに荷物を預け、ホテル暮らしをされる場合もあります。

弊社も協力不動産会社さんもできる限り急ぎますが、本当に毎回時間との戦いです。

---

広告をかけるほど売り上げが消える

実は弊社も、去年は広報も広告もかなり頑張りました。

広報担当もかなり頑張り、結果露出が増えました。新聞については毎月露出していました。(去年の総露出件数は69件でした。)

新年も、朝日新聞(東京版)にて掲載頂きました。

広告についてもいろんな媒体を試してみました。
個人的に一番知りたくなかった事実は、
「高齢者にとってネットでの広告効果が薄すぎる」
ということでした。

ポータルサイトとしての強みが活かせない、という事実から、今年は方法を変え、大きく舵を切る必要があります。

広告予算を捻出しようとすると、仲介まで行う人件費を考えた場合、仲介手数料1ヶ月では全く採算が合わないことがわかりました。

---

ご協力頂きたいこと


そこで、皆様にご協力いただきたいこととして、
「ポスター・チラシを置いてくださらないか」
ということです。

画像のような、チラシを置いてくださる店舗を探しています。関東でなくとも大丈夫ですし、ポスターのように壁に貼っていただくだけでもありがたい限りです。

弊社からできることは、本当にささやかではございますが、ご協力いただいた店舗や事業所を弊社ホームページ上( https://r65.info )に設置予定の地図上にてご紹介します。

チラシの表面
チラシの裏面


「もし掲載してやっていいよ」
と気前の良い方、是非、下記フォームからご入力頂けないでしょうか。
(協力店としてご紹介を希望されない方は、山本宛にメッセージでも大丈夫です、ありがとうございます。)

データにて、チラシをお送りいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdO3AlxBW3lxkUrQdmcidredflPXjTzHhsIILxti_7XkxwKbw/viewform


---

矛盾する言い分 不動産会社と高齢者


次に去年弊社が苦戦したことは、入居者と不動産会社のミスマッチです。

不動産会社へ行くと「もう高齢者は断ってないですよ」と言われます。

が、不思議なことに、いざ入居者さんに聞くと、
「不動産会社に断られ、借りられる家がないんです」
と言われます。

これには理由がありました。

---

ある行政の高齢者の賃貸はほとんど弊社

昨年から、行政の紹介が著しく増えまして、ある区では物件紹介のほとんどを弊社が担当するようになりました。

一見、行政との癒着のようにも見えるのですが、実は、受け入れてくれる不動産会社さん・仲介で動いてくれる不動産会社さんが全くない地域だったのです。

理由としては、その区の平均家賃が高いことや、高齢者を受け入れなくとも需要がある地域であることが挙げられます。
結果、その行政窓口に来るほとんどの高齢者が弊社のところへ来てお部屋を探されます。

---

矛盾の理由はケースバイケース

そんな行政からの紹介を受けながら、お客様とお話ししていると、このミスマッチは、下記のところに要因があることがわかりました。

ネットで調べることのできる高齢者は確実に借りやすくなっている
・「保証人がいない」「近くに親族がいない」場合は借りられない
・入居者自身、「いくつかの不動産会社で断られ、何社か回ってやっと借りられた」と言われる
・入居者自身「物件が選べる訳ではない」と感じている

---

理論上は課題は解決しました

現状、見守りと保証会社、そして理解ある不動産会社さんがいれば、大家さんもかなり安心して高齢者に賃貸住宅を貸し出せるようになりました。

しかし、そんな不動産会社さんも正直、まだまだ一部です。

弊社は、今年、そんな高齢者でも安心して貸し出せる不動産会社をまずは100社増やそうと思っています。
そうなれば、単純計算ですが、各都道府県に2社は入居を受け入れてくれる不動産会社がいることとなります。

---

正直、不動産会社さんについては、今年はかなり増えそうな予感がしています。

3年ほど前から追い風が来ており、今では正しい知識があれば高齢者に物件を貸す場合でも、大家さんが安心して貸し出せるようになりました。

今年は、100社の不動産会社とR65不動産を運営していくことが目標です。

ここまで来ると、かなり世界が変わってきます。
確実に、高齢者が困らない世の中が見えてきます。

この記事を読んでくださっている、皆様、ぜひ、ご協力を頂けないでしょうか。
目標は、まずは100箇所、置いていただけるところを増やすことです。

また、今回のマップについては、別の意図もあります。
まちの中に、高齢者に優しい場所がたくさんできれば、徐々に社会が高齢者でも暮らしやすくなるように変化していくのではないか、と思っています。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdO3AlxBW3lxkUrQdmcidredflPXjTzHhsIILxti_7XkxwKbw/viewform

この記事がよかったら、いいねを押してくださると、他の方にも届きやすくなります。

株式会社R65 代表取締役 山本遼

いつもありがとうございます。サポートは友だちと飲む為のビールにさせていただきます。