自分を取り戻すために、バズの誘惑から一度身を置く事にした。


こんにちは。山本です。

僕は、R65不動産という65歳以上向けの不動産会社を経営し、シェアハウスを12棟、スナックを1軒運営しています。

正直にぶっちゃけますが、最近僕はバズることの快感に取り憑かれていました。

バズる、と言いつつ、僕はフォロワーさん2000名ほどなので、200ファボくらいになるとバズったなと感じます。


バズると、いろんな事が起こるんですよね。

フォロワーさんが増える、新しい仕事がくる、テレビの取材が来る、などですね。


例えば去年の企画、ぽっくり物件.com

「人の亡くなった部屋をなんで事故物件と呼ぶんだろう」
「自然死なら気にならないのでは」
という疑問から、
「自然死で無くなった部屋」=「前入居者が死ぬまで住みたかった部屋」
と定義し、ぽっくり物件と呼ぶ事にしました。

これは、ファボが200件越えた辺りから、テレビの取材が来る様になりました。




例えば、新陳代謝する家(ショウガナイズ北千住)

メンバーを新陳代謝させて、どんどん出世させよう、という企画。

どうやって新陳代謝させるかというと、家賃を半年毎に上げる・・・そうすることで、強制的に新陳代謝させるという感じです。

半年で5000円、1年で1万円上がります。ニューヨークと同じくらい。

現在は、順調に退去者がきまり、運営して半年ですが、3人退去し、4人入居します。


他にもスナック(スナックニューショーイン)

高齢者と学生のシェアハウス

なんかもやってます。


この企画は、ほぼ一年間の企画、でした。

すげー楽しかったですし、本当にいろんな人と繋がれて良かったです。


なんですが、だんだん自分の気持ちが離れて来ているのも感じました。

なんか、

「次はどうやってバズらせてやろう」

って考えてるんですよね。


自分でも、やりながら、あれ、そうだっけ、と思う様になりました。


実は、Twitterの発信自体も頑張っていました。

きっかけはイベントに一緒に登壇した塩谷舞さんhttps://twitter.com/ciotan

当時、僕のフォロワーさんが100人くらいだったのに対し、塩谷さん5万人?くらいいたんですよね。今はもっといます。

で、そうなると、いっしょに懇親会出たんですが、僕に質問してくれる学生、全くいなかったんですよ。懇親会中、端の方で唐揚げつまんでました。


え、つら。と思って、

これはTwitterを頑張ろう、と思ったのがきっかけでした。


で、コンスタントにフォロワーさんが50~100人ずつくらい増え、現在2300人の方にフォロー頂いています。


ここ半年くらいで、これをこう伝えれば、ファボのびるぞ・・・ということが何となく分かって来たのですが、というか、わかってきてしまったのですが、(これやれば、刺さる、伸びる、増える)

なんかそこからぼやぼや「気持ち悪いなあ」という感情が出てきました。

僕は、伝えたいことがあってTwitterをやっているというより、
懇親会で学生に相手にされないのはもう嫌だ、
と思ってTwitterをやってたわけなので、改めて、「僕が伝えたい事って何だっけ」っていう気分になってしまった訳なのです。


で、これです。

僕は気づいたのですが、

評価されたい、という気持ちももちろん大事。

だけど

「大前提として、まず周りの人と面白いと思うことをやりたい」

という感情があることに気づきました。


こうやればうまくいく

ということよりも、

自分たちが好きなことして好きなこと言って、結果それが評価されるようにしたい

とおもうようになりました。


この感情はもしかすると単に結果を出す事よりも欲深い事なのかもしれません。

それでも僕は友達と好きなことして生きていきたいのです。

これ、面白くない?楽しくない?ということを積み重ねて、いきていけると幸せだなあと思うのです。

もしかしたら、ここ最近の僕のTwitterは、前よりも面白く無いかもしれません。

それでも、僕はそのとき楽しいと思える事を発信していこうと思います。


自分を取り戻すために、バズの誘惑から一度身を置く事にした。

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