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地域の課題を包括的に解決する、生涯活躍の街に

こんにちは、株式会社R65の山本です。

僕は普段、高齢者の住宅の借りにくさをテーマに不動産業を行なっています。2015年から始めた事業も、はや8年目。最近では、業界が変わる兆しも見えてきました。


一方、疑問に思う場面にも直面します。
僕たちのお客様は、引っ越した後、果たして幸せなのだろうか、ということです。


もちろん、家が見つからないところから、家が見つかった、ということは、大変喜ばしいことだし、僕たちも仕事を超えて誇らしく思います。

今では、同じように志を持つ不動産会社さんが全国に40社現れ、一緒に進めていっています。


その上で、引っ越しした後、高齢者の方に「また、お電話してもいいですか」と言われることがあります。

僕たちのお客様は孤独だった、あるいは、もともと孤独で、引越した今もなお孤独だ、ということなのだと思います。

僕は普段、社会課題に近いところで仕事をしているため、いろんな課題をみています。しかし、実は課題を解決することよりも、孤独自体がそもそもの課題を深刻なものにしているのでは、と考えています。


僕たちR65不動産は、あるいは不動産という仕事は、人の転機に関わる仕事だと思っています。
そんな僕たちが、65歳からの「幸せな暮らし」の転機を作ることができたなら、高齢社会を悲観する声は無くなるのではないか、と感じています。

そこで、今回考えたのは、2023年に生涯活躍のまちを作る、ということです。

生涯活躍、と聞くと皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。
いつまでも生き生きと働けること?
健康で暮らし続けられること?
仲間と趣味に没頭すること?
いろんなイメージがあると思います。

僕は、老後も友達に囲まれて楽しく暮らしたいなあと考えています。

もともとまちづくりの構想自体はあり、一昨年くらいから、機会を探していました。


シェアハウスでは、わいわい


僕自身、シェアハウスを運営し、シェアハウスに住んでいることから、コミュニティがもつ安心感に起業後、何度も救われました。

コロナで、何度もやめたくなった時、支えてくれたのは、シェアハウスに住んでいるシェアメイトがいたからでした。

昔、財布を盗まれて三日間、持ち金0円で暮らしたことがありました。
しかし、僕は貧困ではありませんでした。僕は普段、シェアハウスに暮らしているのですが、いろんな方に、助けてもらい、結局自分のお金は1円も使うことなく、三日間過ごしました。


困難があったから、というだけではなく、日常の中で、小さな会話一つで、幸せを感じることが多かったと思います。

今回は、まちの中に会話のある、共同住宅を作ることで、生涯活躍の街を作っていけたらと考えています。

あるいはまちなかの空き家を借り上げ、地域のコミュニティとして作っていけたらと考えました。


現在、足立区で本屋さんをやってます。


そんな生涯活躍のまちは、山梨県都留市で、実験的に始めてみることにしました。

それは、都留市で「生涯活躍のまちづくり」という題名で、ビジネスプランコンテストがあった為です。

まず、都留市で実験的に始めてみて、うまく行くようなら、全国に波及していきたい、と考えています。



都留には、大学生は多く、都留市の人口30,000人に対し、3,000人が大学生。
一方、少し築が古くなると物件は、入居率が下がり、空いていることが多いです。今回は、そういった共同住宅を借り上げ、リフォームを行い、貸し出すことにより、都留市全体を生涯活躍のまちとして盛り上げることができないか、と考えました。


実は、すでに物件は借り上げ、第一弾が始まろうとしています。
詳しくは、こちらのnote見てください。

都留をどんどん盛り上げていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

いつもありがとうございます。サポートは友だちと飲む為のビールにさせていただきます。