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2018-11-03 Xデザイン学校 vol.7

月初の土曜日はグランフロントがお決まりになってきましたが、気づけばここでの学びは今回を入れて残すところ3回となりました。では、

今回の振り返りに行く前に。。

前回のユーザー情報の可視化(インタビューやペルソナ/シナリオ)を終えて、私のグループではどこか煮え切らないところがあり、もう一度別日にインタビューから上位下位関係分析、ペルソナの作成までをやり直しました。やはり、1回目よりも2回目の方が見えてくる幅も内容も広がりましたし、また一回目と同じ失敗を繰り返してしまいそうになり「あっ」となることも多々ありました。浅野先生も言われていましたが、100回200回と繰り返さないとなかなか身につくようなものではありませんね。。
前回の上下下位分析がこちら

2度目のインタビューを経ての上下下位分析がこちら

若干見えにくいですが、私たちにとっては確実に別視点かつ良質な価値が描き出せたと感じています。普段多く耳にする「インタビュー」というものがいかに対象の行動心理に深く入り込めていないかが分かりますし、実際実践してみると、シンプルに深掘りができる「なぜなぜ」ではなく、「その時はどう感じました?」など横堀りの質問になってしまいます。そもそも世間でいうインタビューとはそういった(深層に迫れていない)ものがほとんどのような気がします。その点を意識して、実践してみると、深く、かつ広い情報が取れました。今回のケースでいうと、インタビューにおける登場人物が圧倒的に増え、昇華させていくごとに本質に迫れるようになりました。これらを生かして今回の振り返りです。

ストーリーテリング

・バリューシナリオシート
 今回は前回の分析、ペルソナ法で得た情報を使って、対象がそのサービスにどう触れ、どう利用するかのシーンを書き出していきます。そこでまずは「バリューシナリオシート」を用いるわけですが、今になって感じますがここがめちゃくちゃ大事で、この段階で対象の「価値」とビジネスの「価値」を固く紐付けしておかないと、ちゃらんぽらんのビジネスができてしまいます。その点でいうと私たちのグループも前回出来上がったペルソナを、用意されたシートに転写する作業が多かったような気がします。ペルソナからここまでの段階をもう一度してみたいですね。自ずとその後の訂正も必要になりますが。。。

・アクティビティシナリオ
 ここでは対象の具体的な行動にフォーカスして書き出します。今回私たちのグループは簡易のペルソナをもう一つ作りました。言い回しが適切であるか分かりませんが、そのサービスへの接点がハードかソフトか。ハードでいうと、今後終身雇用をする体力が企業になくなってくることを想定して早期リタイアを余儀無くされたAさんと、仕事の片手間にサービスに触れるBさん(ソフト)です。またみにくいですが私のアクティビティシナリオシートです。ここでの注意点としては、「インターフェース」用語を使わないことですね。

すみません、ここに関してはもう一度講義を受けないと理解できそうにありません。。この段階でしっくりというか、具体化できていないのは、前段階の「バリュー」が甘かったからでしょうか。

振り返り

今回はやはり、「バリューシナリオ」の精度ですね。最後に浅野先生に言われましたが、「インタビューから得た本質的な価値と自分たちのサービスによって創出される価値にブレはないか?」も意識し続けなければいけません。もう一度受け直したい講義ベスト3に入る1日でした。
次回はいよいよプロトタイプの作成です。京都に行かれる方もおり心配ですが、なんとかカタチにできるように頑張ります。

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