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Xデザイン学校 20190511 Vol.2

長いGWが明け、今回の学びは観察法について。
私にとって観察法といえば「ゼリー」のイメージが非常に強く、あれから約一年が経ったかぁと感じた次第です。

私的な話ですが、4回生になり卒業論文の執筆に取り掛かっています。昨年1年間の学び、そして今年1年間の学びを役立てない手はないと思い、質的調査に重きを置いて、中でも参与観察に取り組んでみたいなぁと漠然と考えています。昨年から言われていますがデータに関しては量的なもので攻め、質的データで攻めたてることで説得力、プレゼンの完成度が上がるとのことで、ぜひ役立てたいと思っています。卒論に関しても今回のXデザイン学校での学びに関しても圧倒的に「問いを立てる」ことに関しての甘さが露呈しています。

いざゼリーを使って観察

昨年に引き続き2回目でしたので昨年の反省点である数点を意識しながら取り組んだつもりです。
・現象だけをみないこと
・モノの問題ではなくユーザーの目線で観察すること
・心理的曲線でいうところの落ち切る前で手を打つこと

本当にやってみて自分でも驚くぐらい昨年に引き続き、浅野先生の罠にかかってしまいまして、ただ「斬新なパッケージを考えなさい」といったお題であるにも関わらず、なぜかユーザーが困っている前提で観察してしまいます。
・開封の際に汁が溢れる
・ゼリーが回転してしまい、食べずらそう等

不満に思っていることを解決することだけがユーザーにとって新しい体験価値を提供することではないんですよね、今考えると、あ〜確かにと思います
上位下位関係分析の図を完成させる際に浅野先生に、「問題を記入する欄には事象を端的に書くってことですよね?」とお聞きしたところ、「問題(ネガティブな要素)だけではないかもよ」と言われたのですがその場では全く理解できませんでしたが講評を聞きながら「あ〜このことを言っていたんだ」と納得。ダメで困っている点を探して突っつくよりも、その枠(フレーム)をいかにして抜け出しどのような要素を組み込むことでよりよい体験価値を与えられるか。であること。

私たちの課題としては、何よりも「利用シーン」を思い描けていなかったことでしょうか。そのフェーズを飛ばして新たな体験価値の創造なんてできないよなとも。

次回からチーム編成をし本格化する学びですけど、なんとか食らいついて先生の罠にはまりつつ少しでもモノにできるように取り組みます。
皆様、よろしくお願いいたします。


 


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