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Xデザイン学校Vol.4 2019-07-14

4回目の学びです。今回はインタビューを中心とした講義でしたが、昨年はこのタイミングで京都でのフィールドワークしてましたね。昨年のメモ帳を見ていると、「目をモノに向けない」とか「事象を物語に起こす」といったワードに大きな丸をしていました。今年もそこを意識して望もうと挑んだ4回目の振り返りです。

今回は主に「適温」にフォーカスし、象印さんに向けてのプロジェクト提案の糸口を探ろうといった回でした。今回の反省は2点です。
・「適温」の意の誤解
・ビジネスとして成立させる意識の無さ

です。

まず「適温の意の誤解」について。なぜか前回、前々回と講義を受ける中で突然「適温」といったワードを眼の前にした時に「保温」と紐付けてしまっていました。インタビューを通して自分も含めて人って意外と「温度」の中でも「適温」に非常にこだわりがあるなと感じたと共に、冷たいものは冷たく温かいものは温かい状態を好むこと、そして対象のものがその場面、その瞬間にベストな温度であることに価値を感じるんだろうなぁと会の後半に気づくことができました。温度を保つことではなく求められるタイミングでベストな温度であることだと非常に初歩的なことですがわかったことです。ビジネスの目で見ると、浅野先生も言われていたコーヒーなどの嗜好品とか食品とか「こだわり」を持つニッチな場に向けての提案ってどうかなぁとぼんやり考えています。

続いて「ビジネスとして成立させる意識」についてですが、冒頭でもパートナー企業を決めること、そしてそれらを含むステークホルダーを幸せになることといった前提条件のもと展開していくわけですが、私たちが採択したテーマだとどうもお金の匂いがしない。これはおそらく様々あるテーマの中で1つをチョイスするセンスの「無さ」なのかと。今回のようなプロジェクトの立ち上げといった初期からリリースの最後まで常にCVCAのような形で、特にお金の流れって常に意識することですね。「儲からないといけない」わけですから至極当然です。

最後に、毎回浅野先生が講義の中で発される「パワーワード」なるものがありまして今回は「原因を探る8割は問診だ」との言葉。私も来春から営業職として働く予定ですが、営業をかけられた時点で商材を買ってやろうなんて思っている人はいない、従って徹底的に相手の困りごとを聞き出す能力って大切で、意識していても掴みで商材を売りつけてやろうとか、顧客起点ではないサービスの提案なんてものは相手の本質にアタックできないものになりますからウケないですよね。強く意識しないといけない言葉です。「オープンクエスチョン」で常に対峙すること。かの有名なアメリカのリンカーン大統領も大変な聞き上手だったと今読み進めている「人を動かす」に書かれていました。さらにコロンビア大学で長年総長を務められたバトラー博士も「自分のことだけした考えない奴は教養のない人間だ」と言っています。本質に訴えかけるようなものを提供するには「聞き上手」であることです。

以上です。次々会が非常に厳しい会だとお聞きしましたので心して学びたいと思います。今回もみなさまありがとうございました。

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