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「目からウロコ」が落ちるインタビュー集

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こちらは九州・福岡の月刊オピニオン誌「フォーNET」編集部です。これまで「目からウロコ」が落ちるインタビューを政治、歴史、文化、社会、そして沖縄問題についてやってきました。マスコ… もっと読む
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記事一覧

「目からウロコ」インタビュー集 ギャンブル依存症について語る 作家(精神科医)箒木蓬生氏

「目からウロコ」インタビュー集 ギャンブル依存症について語る 作家(精神科医)箒木蓬生氏

 
作家・精神科医(通谷メンタルクリニック院長)帚木蓬生氏

「日本人の百人に五人」。この数字は何の数字かお分かりだろうか。何と「ギャンブル依存症」患者の有病率なのだ。日本列島には五百三十六万人と、福岡県の人口を上回るギャンブル狂がいるー

二大症状は「借金」と「嘘」

―精神科医としてギャンブル依存症に関する本を書かれていますが、ギャンブル依存症という精神の病気を初めて知りました。
帚木 ギャン

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「目からウロコ」が落ちるインタビュー集「右翼テロ」「超国家主義」のレッテルを剥ぎ取る福岡が生んだ気宇壮大な結社「玄洋社」の本当の姿とは―②

「目からウロコ」が落ちるインタビュー集「右翼テロ」「超国家主義」のレッテルを剥ぎ取る福岡が生んだ気宇壮大な結社「玄洋社」の本当の姿とは―②

テロのイメージ

─少し話は遡りますが、玄洋社が関わった有名な事件としては、一八八九年(明治二十二年)の大隈重信爆殺未遂事件がありますね。 石瀧 不平等条約の改正をやろうとした大隈重信外務大臣に対するテロで、あの事件は単なる「テロのためのテロ」ではありませんでした。つまり、「これしか手段がない」と追いつめられた状態でした。  不平等条約を改正するのはいいことですが、日本が近代的な法体制を整えない限

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「目からウロコ」が落ちるインタビュー集「右翼テロ」「超国家主義」のレッテルを剥ぎ取る福岡が生んだ気宇壮大な結社「玄洋社」の本当の姿とは―①

「目からウロコ」が落ちるインタビュー集「右翼テロ」「超国家主義」のレッテルを剥ぎ取る福岡が生んだ気宇壮大な結社「玄洋社」の本当の姿とは―①

              「玄洋社・封印された実像」著者 石瀧豊美氏

福岡が生んだ気宇壮大な結社「玄洋社」。敗戦で超国家主義というレッテルを貼られGHQにより解散させられた。以来、玄洋社に対するイメージはそのままの状態だ。玄洋社研究の第一人者にその真の姿を語ってもらった。(二回に分けて掲載します)

「自由民権運動」の嚆矢的存在

─玄洋社に抱く一般の印象は、「右翼テロ」、「超国家主義」という

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「目からウロコ」が落ちるインタビュー集筑豊の炭鉱・石炭王」伊藤伝右衛門の実像

「目からウロコ」が落ちるインタビュー集筑豊の炭鉱・石炭王」伊藤伝右衛門の実像

「筑豊の炭鉱・石炭王」伊藤伝右衛門の実像を広める

白蓮事件で見せた男の我慢と愛情

「金の力で華族の娘と結婚した炭鉱成金」。そうした伝右衛門に対するイメージはずっと定着したままだったが、ここ最近見直される動きが出てきた。炭鉱・石炭王の実像と、白蓮事件の知られざる事実とは…

日本経済大学 講師 竹川克幸氏(飯塚市幸袋出身) 

虚像とのギャップ

―最近放映されたNHKドラマ「花子とアン」でクロ

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「目からウロコが落ちる」インタビュー ③ノンフィクション作家 門田隆将氏

「目からウロコが落ちる」インタビュー ③ノンフィクション作家 門田隆将氏

そこが聞きたい!インタビュー

埋れた「毅然と生きた日本人」を世に出すことで

「これが本当の日本人だ」という姿を今に伝える

ノンフィクション作家 門田隆将氏

スポーツ、社会、歴史などジャンルを問わない門田氏のノンフィクション群は、その徹底した取材手法で克明に事実を伝え、数多くの感動を呼ぶ。ノンフィクションジャンルに懸ける思いと、テーマの「毅然と生きた日本人」発掘の舞台裏を聞く。

平成27年

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「目からウロコ」が落ちるインタビュー①軍事アナリスト 小川和久氏

「目からウロコ」が落ちるインタビュー①軍事アナリスト 小川和久氏

日米普天間返還合意の当事者が語る
「沖縄問題の本質」

軍事アナリスト 小川和久氏

法廷闘争、機動隊投入…こじれにこじれた普天間基地の辺野古移設。その原点は、普天間基地の危険除去だが、日米で返還合意からすでに十九年を経過している。沖縄問題の本質を、当事者が直言する。

辺野古案には、
軍事的・経済的
合理性がない

―辺野古移設で政府と沖縄県の交渉が平行線を辿り、ついに司法の場に持ち出されました

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