スプレーワーク HG エアーブラシIIIについて
ITEM番号74532 定価14,080円
ヨドバシカメラで1万円ぐらいで入手。
タミヤの本格エアーブラシのフラッグシップ的モデル。ノズルの口径はプラモデル用としての標準サイズ0.3mm。モデル名にIIIとついているように、じょじょに改良がなされているのかもしれない。
実は製造元はBBリッチ。
各部の動作がスムーズで、工具としての精度が高い事が感じられる。
ノズルから出る塗料の引っかかる音が小さく、きめ細かいシルクのような霧がふわっと出る(実際に体感してみないと分からないですが、ノズル周りの加工が優れているせいなのか、低価格帯のエアブラシとはかなり違う塗り心地です)。
カップが外せるので掃除が楽というのもあるが、重量バランス的にも好み。
説明書が詳しく、分解用のレンチも付属していて(普通に使っていれば、レンチまで使って分解するようなことはない気はしますが)、かなりの部分まで分解できたり、各パーツを取り寄せられたりする。
一度手にするとエアブラシの様々なことが身につけられる、オススメの製品です。もう少し価格が安いライトシリーズのエアブラシもあり、過去には使ってみたことがありますが、どちらがいいかと言われればこちらの製品がいいと思います。
うがいの裏技
うがいさせるにはニードルカバーを指でふさぐと書いてありますが、その方法だとキャップをしないといけないし、そのキャップをまたきれいにするという手間がかかります。そこで、エアブラシに詳しい方は知っているテクニックですが、ノズルカバー(前から2番目のネジ)を少し(1回転ぐらいで大丈夫です)ゆるめると、指でふさぐのと同じ効果が得られます(ゆるめ過ぎるとノズルカバーが急に外れてノズルやニードルを痛める恐れがあるので注意)。そして、キャップの代わりに上からティッシュで押さえると、飛び散らずにうがいができます。
別売りでクリーニングセットというものもあります。”上級者向け”とあるように、分解して塗るグリスや、ノズルのシール材まで入っている本格的なもので、普通に使用するだけならここまで揃えなくても十分ではありますが、より深い世界を知りたい、エアブラシマニアな方にはオススメです。カラーの説明書もついていて、かなり意気込みを感じられるセットとなっています。
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