見出し画像

劇場へ行こう♫ 〜信長の犬

コロナウィルスの影響で、軒並みイベントや舞台が
中止やネット配信で行なわれる事になってしまった。

かくいう私も2月にエル・ガレオンを東京国際フォーラムで
鑑賞して以来、劇場はご無沙汰でした。

私は学生時代に劇団四季のCATSを観て、

自分が生きる世界はココだ!!

と奮起してバレエやジャズダンスのレッスンを受けまくり
二期会の先生には声楽まで習ったツワモノ。

発表会や地区の区民祭りなどイベントに多数出演し、
勢い余って、劇団四季のオーディションを受けたことも…

結果、華やかな世界が魅せる、夢の世界をお伝えして
行く事にシフトして行ったのです…トホホ…

さて、2月末から、舞台は軒並み中止かオンラインでの配信に
切り替わっていましたが、そんな中

藤沢文翁氏がやってくれました!!

帝国劇場でVOICARIONの演目 信長の犬 を帝国声歌舞伎として再演されたんです。

ストーリー


初日を除き、キャストは日替わり。
タイトルにちなみ、日替わりの8チームには里見八犬伝の
八犬士が持つ宝珠の名前が付けられていました。

初日マチネは team仁


里見八犬伝では犬塚親兵衛が持つ宝珠です。
初日マチネキャストには初演からタイトルロールを演じる
諏訪部順一氏、織田信長に朴璐美氏を始めとした実力派声優達が揃いました。

中でも目を引いたのは、大田資正役の安元洋貴氏と資正の
乳姉妹で軍師役の梅原裕一郎氏。

安元氏はアニメでは重厚な低音ボイスで力強いキャラクターを演じる事が多いが、実際に犬好きでもある彼のセリフには実感がこめられていた。
大きな体で 「嫌なものは嫌じゃ!」なんて台詞を言われたら
母性本能が擽られはしないだろうか…。

一方の梅原裕一郎氏は藤沢朗読劇の常連。
彼が演じた野口多門は、初演では石田彰氏が演じて
強い印象を残した役どころ。

正直、若い梅原氏がこの役をどう創り上げて来るのか、
かなり楽しみにしていた。
天才を演じることも多い彼は資正を支えるキレ者軍師を
見事に演じていた。



この信長の犬は命がテーマな作品である。
命とは!と劇中で語られる場面では涙が止まらない人も
たくさんいたのではないだろうか。

自粛が続き、人とのふれあいが限られる昨今、
声優、俳優達が魂のぶつかり合いを見せる機会に
立ち会うのも良いのでは?

信長の犬は合計8 teamが公演をした為、DVD化は
されないらしく、日替わりのセル配信になるらしい。
セル配信分はずっと観られるらしいので、
お気に入りの公演を残すのも良いのでは?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?