別に就職したって死ぬ訳じゃない

日曜も「真田丸」が終わると出勤まであと12時間も無いですよ。嫌ですねぇ。

逆(さか)張りのようで引かれるかもしれませんが、「就職しない方がいい、就職するのは人生において遠回り」という一部の風潮に対する自分なりの意見です。

一度就職することで学ぶこともある

就職すると、サラリーマンとして働くことのデメリットを主に学べます。
・会社に時間を買われることになり、会社のために働くことになる。
・業務とは関係ないくだらない雑用、労働組合の茶番に付き合わされる。
・通勤で時間tと体力を消耗する。
・電話や窓口などで特に業務に関係ないことで消耗することがある。

その他酷いところになると、パワハラ・セクハラ、賃金不払いの長時間労働などに遭遇することもあります。所謂ブラック企業ですね。


プロブロガーの方がキツイというけれども…

サラリーマンにもキツイことがあります。環境的・体力的にキツイことの他、意味がないのにやらなくてはいけないことに対する辛さってのもあります。また、イケダハヤトさんの言うように組織であるが故の意思決定に対するディスアドバンテージ(遅さ、煩雑さ、不本意など)もあります。
”決裁”てのが、一々面倒くさいですね。あれは上司の休暇に左右されますし。


要は覚悟の問題

本当に能力があって「自分で仕事ができる人」や、自ずと自分から仕事を始めてしまった人は、わざわざサラリーマンの経験はしなくていいでしょう。

サラリーマンや雇われとは別の働き方として、自営業や個人事業主などが挙げられるかと思います。しかし自営業でも例えば他の下請けなどであれば、”やらされている感”や”自分のためではない仕事”という感覚を持ち続けながら働くこともあるでしょう。
ここでは、イケダハヤトさんのように”自分で選んだ仕事のみで生業としている(少なくとも表面上は)を、簡略化して「自分で仕事をする人」と呼んでいます。

しかし、イケハヤさんはよくこう言います。
”俺のようなことしようとしたら、最初の2、3年は赤字だし、本当にキツイぞ。”、と。

要は覚悟の問題です。意思の強さが必要です。その最初の2,3年(あるいはもっと長い年月)を我慢できるか。本当に好きで続けれるか。そういう時に「プロブロガーの方がキツイ ⇒ サラリーマンの方が楽?」なんて思い違いをすると、道半ばで普通に就職しようと思ってしまうかも知れません。

それを避けるために「会社で雇われて働くことの不利」を体験しておくのも一つの手としてアリだと思います。辞めたければいつだって辞めていい。この際、勤め先に失礼だとか、そういう前時代的な話はナシです。

就職したって死ぬ訳じゃないですし、逆に辞めるときに殺される訳じゃありません。ていうか仕事に殺されそうになったら逃げなきゃダメですよ。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言います。言い換えると、一部の優秀な人以外は実際の経験を通してのみでしか痛みを知覚できません。
私が応援するプロブロガーやYoutuber達も、大体は就業経験がありますしね。そういう人たちは多少遠回りをしてでも成功しています。そして、本当に伝えたいことや使命感を持って活動してるんだな、ということが分かる。

まあ私は、平日は会社に勤めながら空いてる時間にnoteを書いてるから、暗い話や攻撃的な話題が多いんだと言われれば、それまでですが…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?