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2018/06 パリの意外なあれこれ

みなさん、フランス・パリってどんなイメージをお持ちでしょうか。

私のイメージはルネサンス、ルイ14世やマリーアントワネット、ナポレオン、お城。ファッション・芸術の都。「フランスで英語を話すと嫌な顔をされるよー」という本当か嘘か分からない保守的な噂話。フランスパン。

ちなみにgooランキングでフランスといえば思い浮かぶもの(as of 2006年)だと以下のようなものがtop 10になっていました。

そんなオールドファッションな私が、今回の4,5日の短い旅行でいい意味で裏切られたことをカジュアルに伝えられたらなと思います。


目次
1. 市が運営するレンタサイクル
2. 地下鉄の改札事情
3. 充電できるバス停
4. 街角に見えるEVシフトの模様
5. 着々と進むキャッシュレス化
番外編:フランスパン
まとめ


1. 市が運営するレンタサイクル

レンタサイクル(シェアサイクル)好きの私としては、パリでももちろん利用してきました。市が運営するVelib。

登録はWebサイトでできて、その時に発行されたコードとPINコードをハンドルの反射して見えない所に打ち込めば使用できるようになります。市が運営しているからかステーションがしっかりしていて、前輪を止めているバーにしっかりはめ込むようになっていました。


そういえば、機嫌よくvelibで走っていると、アラブ系のお兄さんに " Dear Friends! " て叫びながら追いかけられたんですがあれはなんだったんですかね。こっち自転車なのにお兄さん身体能力高すぎてもう少しで追いつかれてました。ちょっとした恐怖体験。


中国系の移民が多いのか、街中ではたまにofoやmobikeもありました。

ただVelibみたいにきちんとしたステーションがある訳ではないので、文字通り乗り捨てられていましたが。これはいいのだろうか・・・。



2. 地下鉄の改札事情

パリ市内は地下鉄が一律料金ということもあってか、入場時は切符やICカードをチェックしますが、退場時はチェックしないことが多い模様。

入場時

退場時

切符を回収しないという斬新なスタイルなので、次回入場時に間違えて使用済み切符を入れてエラーになることも。改札1つとっても国によって色々違いがありますね。

あとは、これがあるからなのかどうかのか、入場ゲートがバーの時、バーを飛び越えて扉を力ずくで押し開けていくアフリカ系のお兄さんが結構いたんですが、あれは良いのだろうか・・・。

こちらから画像お借りしました。)



3. 充電できるバス停

地味に便利だったのがパリ市内のバス停。

横のところにUSBポートがついていてバスを待つ間にiPhoneの充電ができました。

バスだと時間通りに来ないこともあるので、観光客としてはすごく助かりました。

旅行期間中ストライキなのかバスが路線の途中で " Finished !  " とか言われてそこから先に行かなくなることがあったんですが、これで充電しながら冷静に他の交通ルートを探せてなんとかなった、みたいなこともありました。

結構日常的にあるんですね。ストライキ。



4. 街角に見えるEVシフトの模様

街角に車が止まっていてパーキングスペースかな、と思ってよく見てみたらEVのパワーステーションになっていました。

写真はPyramides駅の近くです。

日本にもあるんですかね〜。たまにしか車に乗らないこともあって見たことなかったので驚きました。

フランスは2040年にはガソリン車・ディーゼル車廃止を掲げてEVシフトも進んでいると聞いていましたが、こんなに普及しているんですね。



5. 着々と進むキャッシュレス化

そしてキャッシュレス化も進んでいました。クレジットカードがメインですが、基本的にどこでも使えます。

今回、日本で30ユーロ両替して行って足りなかったら現地でキャッシングしたらいいやと思っていたのですが、結局30ユーロも使いませんでした。全部クレジット払い。私の場合、現金を使ったのは自販機とストリートミュージシャンへのチップぐらいでした。


自販機はコインのみのものもありましたが、中には非接触式のクレジットカードも使えるものもありました。

パリ以外にもロワールの古城ツアーでアンボワーズにも行ったのですが、クレジットカードOKでした。観光地とはいえ都会ではないのでビックリしました。

日本だと東京は結構現金なくても大丈夫ですけど、実家のある田舎とかだとまだまだクレジットカードNGのところも多いですからね。



番外編:フランスパン

フランスパンを買うと、持つところだけ紙でくるんで袋とかに入れずそのまま渡されるって聞いたことありませんか?

そう聞いていたので、ホテルの近くのパン屋でバゲットを買ってみました。

ほ、ほんとにパンが出たままの状態で渡されたー!!!

フランスパンはイメージ通りでした。そして感動するくらい美味しかった。



まとめ

オールドファッションなイメージを持った私がフランス旅行に行くと、色々な場面でいい意味で驚くことがありました。最初は「フランスで英語を話すと嫌な顔をされるのかなー」なんて心配していましたが、フランス語が話せない私にも優しくしてくれる人が多く、やっぱり実際に行ってみないとわからないと感じました。

フランスのフランスパンすごく美味しかったのでまた行きたいです。


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