見出し画像

習慣化して人生を変える方法

今回は「習慣化」について考えてみたいと思います。


●習慣化について考える理由

僕が過去に参考にした本の一つとして、スティーブン・コヴィー『7つの習慣』があります。

私たちの人格は、繰り返される習慣の結果として育成されると。
その習慣によって無意識のうちに生活のパターンが決まって、人格が形成され、そして生活そのものが変化し、生き方も変化するといった内容のことを述べています。

自分がソーシャルワーカーとしてのキャリアを積んできた中で、そういった日々の習慣によって良い変化をしてきているという実感があります。

一日一日の出来事や感じた気持ち、経験をそのままにせず、振り返り今日一日を大切に生きていくという意識
小さな積み重ねかもしれませんが、そういったことの繰り返しが、僕自身の生き方の変化に繋がり、結果として仕事の経験値にもなりましたし、責任ある仕事を任せてもらえたり周囲からの信頼に繋がったり。

変化するというのは、そういう地道な積み重ねの上に起こるものなのかなと思っていて。
そういった変化につながる大切な行動を、いかに習慣化するかというのが説明できるようになれば、いろんな人のキャリア支援をしている僕としては、お役に立てるのかなと思ったわけです。


まずはこれまでの自分の経験を振り返り、分析をしてみることにしました。

「習慣化がうまくいったパターン」と、
「うまくいかなかったパターン」と、
「最初うまくっいってたけど最終ダメだったパターン」と、
それぞれ分析してみました。



①習慣化がうまくいったパターン

習慣化の大成功事例は、いくつかあるのですが、僕の中での代表的なものとして、日々の振り返りがあります。最初に簡単にふれた内容ですね。具体的には、別のnoteに書いたので、今回詳しくは書きませんが。

うまくいっている条件としては
・手軽に隙間時間で取り組むことができる
・小さな成功体験を実感できている
・生活の一部(ルーチン)化されている
・人に説明できる(そして関心してもらえる)

あたりが一番後押ししてくれている要因かなと思いました。

日々の振り返りとか、日記をつけることかも、スマホがあるおかげで、電車のちょっとした移動時間とかで記入できるようになってきました。
ほんの数分あれば、メモ機能とかで記入してクラウドで保存して、と。とても手軽に隙間時間で対応できています。

そしてそういう小さな行動の積み重ねが、自分自身の変化であったり、具体的な成果につながっている手ごたえを感じられています。小さな成功体験を積み重ねられているので、継続も容易になってきます。

日記なんかにしても、最終的にブログにアップするので(こちらのブログはだれも見ていないのですが)、その更新が滞ると気持ち悪く感じるくらい、生活の一部としてルーチン化しています。

また、日々の振り返りの自分なりのノウハウなどを、たくさんの人に自信を持って共有してきています。
自分なりのメリットとか有効性を感じていて、伝えたいという気持ちが強くなってきました。
すると、だいたいイキイキと自分で話をしていることが多くて、周りからもポジティブな評価をもらえたりして、僕の新たな喜びに繋がり、もっと頑張る、みたいな良好なサイクル発生している気がします。



②だいたい頓挫する、うまくいかなかったパターン

次にうまくいかなかった例を探すと、これもたくさんあると思いますが。
代表的なもので、英語(語学)の勉強。

ちなみに僕の英語力はトラベル英会話くらい。
一人で世界中どこにでも行きますし、それほど困らずに旅をして楽しむことができますが、じゃあ深いコミュニケーションがとれるかというとその点は全く難しいのです。

なので旅行のたびに、また海外研修や学会に参加するたびに、もっと理解できたら楽しいだろうにと勉強しようと思うのですが、なかなか始まらないし続かないのですね。


先ほどの①と比較してみると、後押ししてくれる背景として記載したポイントの逆になっていることも多いのです。

・手軽に隙間時間で取り組めるようになっていない
・小さな成功体験を実感できない

みたいな。

そもそも英語を使う機会がとても少ないこともあり。
なので普段からの成功体験とか、経験値が積みあがらないからなかなか成長実感も少なくて、継続できなかったのです。

ちなみに、ロサンゼルスに海外調査研修で出かけるに際して、半年ほど個人的に準備期間を設け、それなりに勉強したつもりではあるのですが。
それこそスカイプ英会話で、フィリピン人の先生とネットで繋いで毎日授業を受けていました。
でも、これは僕の側の問題だったのですが、予習復習とかもしていなかったですし、ただ授業を受けていただけになっていました。

というところでしょうか。

まあ、ただの言い訳ですけど。



③昔うまくいっていて、今は習慣ではなくなったパターン

これについては、代表的なもので「ランニング」です。

僕は過去フルマラソン、ハーフマラソンを何度も完走してきています。
ハーフでも2時間切っていたこともありますし、月に3回くらいレースにエントリーしていた時代もありました。

独身のころでしたが、走ることは習慣になっていましたし。
でも徐々に回数は減っていき、直近だと2018年1月にハーフマラソンを走って以来、ほぼ走らなくなってしまいました。

独身時代や子供ができるまではもっと自由に時間を作り走れていたのですが、単純に子どもがいるので自由な時間をとりにくいというのもあります。
それ以外にもやりたいことがたくさんいろいろあって。
一日24時間の中で、何を優先するかを考えたときに、単純に後回しになっていったのかもしれません。
後回しになった結果、徐々に習慣から脱落していきました。

①と比べて

・生活の一部(ルーチン)化されていなかった(されなくなっていった)
というところでしょうか。

走る時間を確保しなければ、そら走らんわなと。



●どうやればうまくいくか

こういった僕の傾向から考えるに。

手軽に取り組める仕組みにしてしまうことや、生活の一部に取り入れること、また周りからの評価にしろなににしろ、その行動に喜びが伴うような枠組みにしてしまうのは、習慣化にとって大切なことなのかなと思いました。

また優先順位を間違えないようにするであったり、ルーチン化するための時間を確保するというのも大切なのでしょう。
取り組むのにまとまった時間が確保でいていないというのは、わりと大きなつまづきの原因になっているかもしれないですね。

その他にもいろいろ要素はありそうです。。。


今後の自分なりの工夫としては、今は幸いにも働き方が自由になってきているので。
自分の中で優先順位をつけて。
たとえば何かの学習時間にせよ、ランニングの時間にせよ、このnoteの毎日更新にせよ、毎日定期的な時間を確保することから始めるのはよさそうだなと思っています。
特に固定で決まった時間数を決まった時間にスケジューリングする感じ。

時間の作り方とかは、自分で時間調整したらいいだけの話ですしね。
必ず午前2時間を確保するとか僕が自分の責任で工夫すれば、また違ったライフサイクルで生活することができるかもと思いました。



今日はこれくらいで。ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?