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リニアエコノミーとサーキュラーエコノミー

Facebook post. 4/21 .2023


リニアエコノミー(直線型経済)では
「もの」は川上から川下へ。

川上では 穴が掘られ 川下ではゴミが生まれる。
川上では 空気を汚し 川下では森や土や海を汚す。

川の流れに乗れる人は「イケてる」人たち。
川の流れの外にいる人は「弱者」と呼ばれ。
資源は、地方から収奪し都市に流れ。

リニアエコノミーでは
あらゆる場面で、川の外へ外へ何かを投げ捨てている。

あたまのなかがこの世界観のままだと
いやなモノコトを外へ外へ。
モンダイをどんどん生み出すばかり。


サーキュラーエコノミー(循環型経済)では
川上も川下もなく、ぐるぐるまわる。

「モノ」は サービスという「コト」に変わり
建物の材料は、別の建物に材料に。
資源は都市から地方に回る。

カギは「ぐるぐる」。

「所有権」までも作り手からサービス側にぐるぐる回る。
きっと「所有権」をもっている人にはイヤな世界に違いない。

ということは・・・

リニアエコノミーは 利己のルールがないと成り立たないし、サーキュラーエコノミーは 利他のルールがないと成り立たない。

やたら 「GIVE GIVE」 言ったり
やたら 「WIN WIN」 言ったりする人
それ 利他のふりして 利己 だぞう。

活動のフローやルールに「ぐるぐる」がデザインされているかどうか。


カギは「ぐるぐる」。



G7 では「偉いおじいちゃんたち」がどっちに行こうとしてるのか、リニアな目とサーキュラーな目でよーく見たいと思います。

いろんな人の暮らしも生き物たちも、外部化 から 内包化へ。
カギは「ぐるぐる」。




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