こんばんは。
いよいよ勤務校は、明日から休校となりました。

今日は休校前の最後の登校日です。
全校集会、卒業式の式場作成、教室の片付けなど、あっぱとっぱした１日でした。
※あっぱとっぱ・・・「慌てふためく」という意味の福島弁

本日の主な英語業務は、
・１、３年で最後の英語授業
・休校中のオンライン英会話の準備

最後のメッセージ

毎年３年生最後の授業は、ネイティブアメリカンに伝わるお話を生徒に伝えて終わります。
３年担任の場合は、英語の授業ではなく、卒業式の学級活動で話します。
今年度は、自分が受け持つ１年生でも話してみました。

Footprints In The Sand
砂の上の足跡

One night a man had a dream.
ある晩、男が夢を見ていた。
He dreamed he was walking along the beach with the Lord.
夢の中で彼は、神と並んで浜辺を歩いているのだった。
Scenes from his life flashed across the sky
空の向こうには彼のこれまでの人生が映し出されては消えていった。
and he noticed two sets of footprints in the sand,
そして彼は砂の上に二組の足跡があることに気づいた。
one belonging to him and the other to the Lord.
一つは彼自身のもので、もう一つは神のものだった。
When the last scene of his life had flashed before him,
最後の場面が目の前から消えていくと
he recalled that at the lowest and saddest times of his life there was only one set of footprints.
彼は人生の中でも特につらく、悲しい時に足跡が一組しかないことを思い出した。
Dismayed, he asked,
失望して彼は尋ねた。
"Lord, you said that once I decided to follow you, you'd walk with me all the way.
「神よ、私があなたについていくと決めた時、あなたはずっと私とともに歩いて下さるとおっしゃった。
I don't understand why, when I needed you most, you would leave me."
なぜあなたは、私があなたを必要とした時に、私を見捨てたのですか。」
The Lord replied,
神は答えた。
"My precious child. I love you and I would never leave you.
「私の大切な子どもよ。私はあなたを愛している。決して見捨てたりはしない。
During your times of trial and suffering when you saw only one set of footprints...
あなたの試練と苦しみの時、ひとりの足跡しか残されていないのは、
That was when I carried you."
それは私があなたを背負って歩いたからだ。」

これを朗読するのですが、BGMには私の大好きな「紅の豚」の曲を。

この詩は、以前筑波大学附属中で教鞭をとられていた蒔田守先生から教えていただいたものです。
Keynoteで浜辺の写真をバックに、詩が流れていきます。
読んでる私は、感情的にならないように努めます。

Googleアカウント配布とGoogle Meetテスト

朝の段階で、うちのスーパーICT支援員さんにGoogleアカウントをどうやって配付するか相談。
すぐに配付用のアカウントを新しく人数分作ってくれることになりました。

私自身がGoogle Meetに慣れていないため、職員室で支援員さんとテスト。
なかなか繋がりませんでしたが、なんとか会話することまで持っていけました。

１年生の授業では、模擬テレビ会議。
私のiPhoneをホストにして、まなびポケットにGoogle Meetのアドレス（赤い囲みの部分）を添付し、クリックさせることにしました。

生徒はタブレットPCを使用しました。
私を含めて9人が一斉に同じ会議に参加すると、ハウリングやらなんやらで、教室はカオス状態。笑

まあ、つながったし、一人や二人の通話なら大丈夫だろう！と、根拠のない自信を持って、授業を終わりました。

上記の授業と同時進行で、オンライン英会話レッスンのチラシを作成。
Googleアカウントと一緒に配付し、以下のように説明しました。

レッスン予約の方法は、
１　まなびポケットの掲示板機能で私に予約を入れる。
２　私が生徒のスケジュールを調整し、ALTに伝える。
３　ALTはPC室でテレビ会議をする。
という流れ。

明日からいよいよスタートです。
放課後、早速ALTにレッスンを希望した生徒がいたそうです。
どんな展開になるか楽しみです。

さて、休校に向けてのICT的対応は今回でひとまず終了です。

備忘録的に書いたものですが、どこかの誰かのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。