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苦しい今日の明日は、きっと楽しい。

人生には、どうにも上手くいかない時がある。

理屈では分かっていても、ストレスがかかり、胃が痛くなったり、食欲がなくなったりすることがある。

もう詰んだかもしれない

これから先に絶望して、何もしたくなくなる時がある。自分の存在価値があまりないように思えてくる。

でも、そういう日の明日とか、1か月後とか、1年後って、意外と楽しい。そうやって、人間は生きている。

1.苦しいから楽しい

よく考えると、僕たちは苦しいから楽しい。

心から楽しいお酒の場って、愚痴や不満や悩みを吐いたり、誰かをいじって笑ったり、大変な試験やプロジェクトから解放された時間だったりする。
心から楽しい旅行って、日常のストレスや狭い世界から解放されて、何も考えず無邪気にはしゃぐ時間だったりする。
心から楽しい瞬間って、勝つか負けるかの瀬戸際で、「負けるかも」って思いながらも、上手く勝ち切った瞬間だったりする。

苦しい時間があって、僕たちは”楽しい”時間を過ごすことができるのだ。


2.楽しいはずが、楽しくない

それに、楽しいと思っていることって、意外と楽しくない。

焼肉は大好きだけど、毎日毎日焼肉ばかり食べていても、意外と美味しくない。あれ?なんでだろう?
千葉ロッテが大好きな僕だけど、千葉ロッテが143連勝したシーズンは、意外と楽しくなかった。あれ?なんでだろう?
平和が大好きな僕だけど、平和な日々が続いているとなんだか物足りなくなってくる。あれ?なんでだろう?

楽しいと期待したはずの飲み会が、旅行が、ゲームが、意外と楽しくないこと。あるよね。みんな、あると思う。うん。


3.全ての感情は差

そう、結局、全ての感情は差で決まるのだ。

40度の熱が治った日は、健康が嬉しくて仕方ないけれど、日常では健康に感謝することは少ない。
高学歴の人は、周りと比べると自分の頭が良くなく見えるので、7割の人が「自分は頭が悪い」と感じている。
落ち込んでいるときに、支えてくれた異性が魅力的に映えるのは、マイナスが深いほど、その差でプラスの感情が芽生え、その感情=異性と脳が認知するからだ。

結局、旅行は日々の仕事から解放される雰囲気が楽しくて、心の底から神社が好きとか、地方の食の味を完璧に見分けた上で幸福感を感じている訳ではないと思う。

結局、プロ野球は、勝つか負けるか分からなくて、負けて積み重なったイライラを勝ってスッキリと解放できるから楽しいのだ。勝ち続けたらきっと楽しくないと思う。

そうやって、差で、感情は生まれている。


4.苦しい今日の明日は、きっと楽しい。

だから、苦しい今日の明日は、きっと楽しい。

というか、差でしか楽しさを感じられないので、ある程度苦しまないと、楽しむことはできない。

たくさん運動して、すごくおなかが空いて、少し寒くて。そんな日に家でみんなで食べるキムチチゲ鍋。

絶対美味しくないですか?

一方で、毎日高給食品を食べて、一昨日も高級食品、昨日も高級食品、今日も高級食品。

本当に心から満足ですか?(知りませんが)

楽しいは、お金とか、名誉とか、周りの物差しで測るものではなくて、自分の過去と今との差でしかない。

だから、苦しい今日の明日は、きっと楽しいのだ。


5.苦しい市場は伸びる

きっとこれから、どんどん物の価値(高級品)が薄くなってくる。豊かじゃない時代を生きた世代にとって憧れだった物を持つことが、豊かな時代を生きたミレニアル世代にとっては、差がなく魅力的でないからだ。

その代わり、苦しさを味わって、その分楽しさに変えられる市場が伸びてくると思う。

筋トレ、ランニング、サウナ、スタートアップ、登山とかとか、みんなで共有出来たら、楽しいはずだ。


おわり

結局、人生って、苦しい経験値が多い人ほど、他の人には見えない景色が見えるようになってると思うんですよね。

とはいいつつ、苦しめすぎて体を壊したら本末転倒なので何事もバランスが1番。幸せでない今に焦る必要もありません。

ちょっと苦しいな。って思った時に

明日はきっと楽しい

って思えたら、豊かな人生になるのかなって思います。おわり。

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