見出し画像

自分の仕事をツールとして考える

通訳やライターというのも自分にとっては目的を達成するためのツールとして考えています。ツールを使う事で会いたい人に会えて、話を聞く事が出来て、帰国当初にフリーランスを選んだ目的である日本のスポーツ界を全体的に学ぶという事に近づく事が出来ます。

そのツールを活用することで世界を代表するアスリート達とも仕事をさせていただく機会や生放送のバラエティで司会者に突っ込まれるという一般人離れした経験も得ることとなりました。

こういった経験全ては磨き続けるツールによって叶う事が出来ました。

ツールを兼ね揃えた者が最強の野球界

ツールとは日本語訳すると、道具を意味します。職人の方が持ち運ぶような道具箱をツールボックスと表現したりもします。

野球用語にもツールという言葉は活用され、パワー、スピード、打撃力・ミート力、守備力、送球能力の5項目が高水準の実力を備えている選手の事をファイブツール・プレーヤーと呼んだりします。

ただパワーがある選手、ただ足が速い選手では5ツールプレーヤーには成り得ない。全てを兼ね揃えてそれを上手く嚙合わせる事によってプレーの幅を広げていく選手を指します。究極のオールラウンダーですね。

私達においても項目を作ることも出来ますが、ツールを無限に作り出すことも可能です。器用貧乏というネガティブな表現法もありますが、同じ値段で道具の数が違うセットを購入出来るとしたら、大抵は多い方を選ぶのではないでしょうか。使わない道具もあるかもしれない。けどいつか使うそんな時のために置いておけば良いのです。

何項目にも広がるマルチツールプレイヤーになるためには何が必要なのか。

必要なのはツールを磨く時間

道具をどう磨いていくのか。それは経験を積むことであったり、人に会ったり、本を読んだりそれぞれだとは思います。

様々なチャレンジに挑んでいく事でこのツールが磨かれ、更に道を切り開いていくことに繋がります。

道具を使って目標を達成するためにはそれが錆びついてしまってはどうしようもなくなります。仕事や業務もツール磨きの時間と考えれば良いのではないでしょうか。

アスリートがツールをトレーニングや実戦を通じて磨き続けるように私達も自分なりの磨き方て道具を輝かせていけば良いのではないでしょうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?