使えるイダキ。

イダキって同じ物が2つとなくて、演奏するスタイルやプレイヤーによってチョイスが違う。

アボリジナル奏者の中での『使えるイダキ』の基準はあると思うけど、それもプレイヤーの力量によって様々だと感じる。

楽器について僕の感じてる事を書く。

現地で好まれる楽器は音がデカくて、ファットなF#からG#ぐらいの、スムーズな演奏感の楽器だと思う。素直に楽器として扱いやすい物が良いんだと感じる。

初めのうちはファットな楽器は鳴らすのがしんどいので、スキルのあるイダキ演奏が人チョイスする物と捉えて良いと思います。

逆に狭すぎる物は簡単に音は鳴るけれど、音が潰れてしまうので発音の練習には不向き。

という事で初めは空洞の狭くも広くもない中間のスムーズな演奏感の楽器を一本持っていれば発音の練習や曲の伴奏をするには十分です。

ちなみに練習に沢山楽器を持ち出してしまうと、楽器それぞれの演奏感に振り回されて自分の感覚が定まらないのである程度楽器は絞った方がいいです。

あと不安な感覚のある楽器は無しです。
不安な感覚が少ない物が良い楽器とも言えると思います。
それを鳴らす事ができれば〜と言う捉え方も出来るけど、不安要素のある楽器は無駄な感覚に引っ張られるので、練習の効率が悪くなるし、そうゆう楽器を鳴らせる様になっても演奏には向かないので結局使わなくなります。

なのでまずは『使えるイダキ』とも言える不安要素の無いスムーズな演奏感の楽器で練習するのがおすすめ。これならすぐにでも在庫が豊富なイダキショップで手に入ると思います。

既に『使えるイダキ』を数本持っているならそれ以上の数は必要だとは思いません。
それにお金を費やすよりも、時間や経験を買う方が上達する上では近道だと言い切れます。



良い楽器って中々手に入らないと思います。
みんな手放したくないですからね。

僕ももっと良い楽器が欲しいって思ったりする事もあるけど、実際は『使えるイダキ』さえあれば、演奏は成り立つし、何の不自由もない。

そんな『使えるイダキ』は既に日本にありふれているとさえ感じる。

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