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南米ひとり旅@Quito🇪🇨

空港到着(新マリスカル・スクレ国際空港)

空港到着

2013年に新しくできた空港ということもあり、とても綺麗な印象でした。空港は山の中にあり市街地からかなり距離があります。市街地への移動手段としてシャトルバス、Uber、タクシーがあるかなと思います。市街地までは40kmくらいの距離で、Uberだと2300円くらいだった気がします。

シャトルバスを使うのが理想だったのですが到着したのが21時くらいで、しげ旅さん情報だと空港内でSIMカード購入できる場所がこの時間空いてないことと、シャトルバスがこの時間はおそらく無かったことから、宿が出してる送迎サービスで3000円くらい払って宿まで行きました。
(空港のWi-Fi事情が分からずUberを呼べるか分からなかったので)

南米の国は山に空港があってセントロまで結構距離がある印象
宿周辺
中心部の割にひっそりとしている

1日目は到着が遅かったので特に何もすることなく、終了。
これから3泊4日する予定。

宿からの景色
新しい環境で夜に外見るとホームシックのような感情になる

地理・交通手段など

キトは標高が2850mあり、赤道直下の国ですが夜はかなり寒かったです。
キト中心部にはローカルバスが通っていて、これで大半の移動はできます。ただ、かなり複雑で乗りこなすのは難しいなと感じました。その点Uberは、便利で少し値段はかかりますが今回はかなりお世話になりました。(贅沢)
通貨はUSドルです。物価は日本よりは安いですがコロンビアよりは少し上がったなという印象。

余談ですが、2013年に新マリスカル・スクレ空港ができるまでは、旧マリスカル・スクレ空港が使われており、ここは世界でもかなり危険な空港として知られていたそうです。キトは標高が高く、空気密度が薄いため飛行機の翼が生み出す十分な揚力を得るには通常よりも速い速度での着地が必要なので長い滑走路が必要なのですが旧マリスカル・スクレ空港は、通常の3000mクラスの滑走路でオーバーランで事故が多発していたそう。新しいマリスカル・スクレ空港は4000mの滑走路で改善されたそうです。

旧マリスカル・スクレ空港
中心部に近いところにありバス移動中に発見

2日目は、中心部にある大聖堂へ。
まずはSIMカードがないと何もできないので、中心部に向かいながらSIMが買えそうな場所を探す。

宿最寄のショップ

MovisterのSIMをここで買ったのですが、設定がうまくいってなかったのか電波が入らず。LTE表示で電波が弱いだけかなと思っていたのですが、あまりにもロードが遅すぎるのでこれは通ってないと後になって気づく。その時には中心部の方までかなり歩いてきていたので、設定をし直しに戻るのも面倒で別の電気屋で買い直しました。

設定にかなり戸惑ってたけど、丁寧に対応してもらった

Movisterが合わなかった可能性も考えて、コロンビアでも使っていたClaro製のSIMを購入しました。(のちにウルグアイでMovister SIM使えたので設定時のミスと判明)

SIMをゲットしたので中心部の大聖堂までひたすら歩く

南米感
近代的な場所はあまり見なかった
さすが赤道直下の都市、紫外線が強く日焼けがすごかったので保湿クリーム購入

ヴォト国立大聖堂

声かけてきたおじさんに撮ってもらったら1ドル請求されてお支払い(ありがとう)

内部に入るのには入場料が必要ですが、敷地に入る分には無料。
上からの景色が綺麗と聞いていたので、お金を払って中に入りました。

入場料ですが、1階の礼拝場入る入場料(2ドル)、上の展望台などにいく入場料(4ドル)それぞれかかります。てっきり中入ればそこから上行けるものと勘違いして2ドルの方買ってひたすら階段を探してました。

礼拝場
展示物もかなりある

上に行く入場券を買って、エレベータで上まで行く。
一番上は展望台ですが、その下には時計台の内側が見える階だったり、カフェやアルテサナル売り場があったりと狭いながら充実していました。

展望台ひとつ下の時計台内側
展望台からは街のモニュメントであるパネシージョの丘にある像が見える
この大聖堂とこの丘の間のエリアがキトのセントロ

実はこの辺りから土砂降りの雨が降ってきて、展望台はびしょびしょ。さらに傘を持ってきていない(メデジンで紛失した)ので、どうやって帰ろうか、、といった状況。笑

最上階の展望台
雨宿り中

実は↑この写真の真ん中にある塔にも行くことができて、ここから見たパネシージョの丘の景色が抜群に良いらしいのですが、訪れたタイミングは工事中で行くことができませんでした泣

このタイミングで15時くらい。この後、パネシージョの丘まで行く予定だったのですが流石に雨がすごいので予定変更。Uberを呼んで大きめなショッピングモールに。目的は食料調達と折りたたみ傘の入手。


ずっと雨で絶望
傘を買わねば
さすがエクアドル
バナナが大量にある

モールの中のスーパーで少しお高め。結局水とバナナとイチゴだけ購入。
やっぱりメルカドに限る。
バナナは一房で200円くらいだった気がします。メルカドで買ったらもっと安く入手できたと思うのですが、さすが高品質バナナで美味しかったです。
折り畳み傘は結局入手できず。

合計1400円くらい

さすがにエクアドル料理は食べておきたいなということで、しげ旅さんが訪れていたtradiciónというその名の通り伝統料理が食べられるお店に。
エクアドルでは、バナナチップスとポップコーンが主食かつ付け合わせのようで無料でつけてくれます。注文したのはセビーチェとグアナバナドリンクだけなのですが、サングリア、ポップコーン2皿、サルサソースなどたくさんついてきて贅沢なテーブルに。

ちょうどリベルタドーレスが開幕したタイミングで、しっかり店内で観戦しました。右のIndependienteが昨年のエクアドルリーグ1位のチームのようです。

赤道(記念碑・博物館)

赤道記念碑まではキト中心部から少し離れていますがローカルバスで行けるとの情報をネットで見たのでバス移動。
バスターミナルのLa Ofeliaまでまずはローカルバスで向かう。

揺れが凄すぎてたまに浮く

La Ofeliaからはバスが頻繁に多く出ていて、Mitad del Mundoと書かれたバスに乗る。ただ、Mitad del Mundo行きと書かれたバスにも赤道記念碑に向かわないものもあるようで、バスターミナルのスタッフに聞いて、乗れと言われたものに乗ったら着きました。正直このシステムは複雑で分からないのでスタッフに聞くのをお勧めします。運賃は0.25ドル(安すぎ)

田舎だなあと思いながらバスに揺られる


赤道までいよいよ、、

La Ofeliaから30分くらいバスに乗ると赤道記念碑に近づいてくる。
バスはここが終着じゃないみたいなので、近づいたところで自分で降りる。

赤道記念碑

モニュメント

入場料を支払って入場。

感動

中学校の社会の資料集に載ってたやつだ、、と感慨深い気持ちに。

正面からのアングル
中に入ることもできて、展示物や展望台がある

周辺の小屋のようなものは民芸品のお店とレストラン。ポンチョやエクアドル代表のグッズ、アンデスの民族関係のものが多く売られていました。

ただ、この赤道記念碑は建設当時の測量技術的な問題で赤道を正確には通っていないみたいです。赤道記念碑から徒歩で5分のところにある赤道博物館に正確な赤道が通っているよう。(?)

0°0’7”

赤道博物館

目印の看板
入り口

赤道博物館は、入場料5ドルでガイドツアーに入るシステム。自分で好きに回って見学することはできないようです。スペイン語と英語のガイドがあるので英語でツアーで回りました。15人くらい集まってましたが、ソロ参戦が私だけでした。皆の前で色々やらされてなかなかに恥ずかしかったです。笑

赤道直下を利用した日時計
赤道は卵が立ちやすいらしい
ガチな赤道(?)
コンパスではまだ少しずれているんだよなぁ
そこは未だに謎

赤道博物館では、最後に記念スタンプをもらえます。
パスポートに押してもらえるので、是非持っていくことをお勧めします。

赤道博物館でのガイドを終えて、この後どうしようか迷っていたのですが、興味本位でガチの赤道を目指してみることに。
赤道博物館を出て、運送トラックが多く通る一本道を北に歩き0°0’0”を目指す。

田舎やなぁ
コンパスでは赤道上
限界まで近づくために測量サイトの力を借りる
10^-5くらいの誤差まで来れた
これが限界
ちなみにこんなところでした。

ネズミ(クイ)を食す

実は赤道博物館から北に一本道を上っていくと、先ほどのような何もない道がありそれを超えると名物のクイ(テンジクネズミ)が食べられるCuyeríaがたくさんあります。テンジクネズミは南米のアンデスの山野に生息していてエクアドルの他にもペルーのクスコやコロンビアのイピアレスなどでも食べられるそうです。

この辺一体全部Cuyería
見た目はなかなかにいかつい

正直、どこに入るか迷いましたが、赤道を探していた時に優しく教えてくれた兄さんがキャッチをしているところに行くことに。

ここのお店
生々しい見た目で命を頂いていることを痛感

お店は、小さくはないですがこじんまりとした雰囲気で家族で経営しているようでした。30ドル。観光客向けの価格なんだと思いますが、貴重な経験となったので食べてよかったです。味に関しては、脂身と臭みのある鶏肉のようなイメージです。皮もパリパリしていて食べれますが、噛み切るのが大変でした。可食部は少ないですが、油がすごくて最後は食べるのがしんどかったです。

油はセルベッサで流し込む
食べ終わり、赤道記念碑の方へ戻る
同年代くらいの現地の少年
記念にツーショ
ローカル感たまらん

道中がすごいローカルで観光地化はされていませんが、赤道博物館からは少し歩くだけなので、昼ごはんにクイを食べにここまでくるのお勧めです。

帰る前に、もう一度赤道記念碑に戻って、写真を撮ったり土産物を見たり。

かっけぇ。。
エクアドル代表に紛れてバルセロナSCのユニ
スペインのバルサとどういった関係があるのかは知らないですが、
キトのクラブチームで国内でまあまあ強いみたい
バイバイ

帰りのバス停留所はわかりにくいですが、ここです。
屋根がある以外、バス停感はなし。
基本的にここに来る人はツアーで会社の大型バスで来る人が多かったので、このバス停も現地人向けなんだと思います。

落書きがすごい
停留所からショッピングモール?が見える
これが目印

どのバスに乗るかですが、正直見極めるのは難しいと思うので運転手にOfelia?って聞くのがいいと思います。

無事にOfelia着

ここからのバスがどれ乗ればいいか分からず、500円くらい支払って宿周辺までUber使わせていただきました。天気が悪くなり雨が降ってくるも赤道観光中は晴れてくれただけありがたい。

この日の午前に宿の近くのTiendaで買った折り畳み傘
どういうわけか500セント、65円だった。
確かに骨組み弱すぎるけど風がなければ十分使える。
のちにブラジルまでお世話になる。

3日目は、一日中雨で何も気力が湧かず特に何もしてませんでした。

近くの民芸品売り場に行ったり
アルパカ?のポンチョなどが多い。
欲しいものもあったけど、バックパックの容量的に買えない

ちなみにこの日、携帯電話のひったくり未遂に遭いました。

宿のあるこの通り

ここで立ってスマホをいじってたのですが、不審な動きをするオートバイが。道路脇に駐輪するのかなーと無視していたのですが、気がついたら自分の背後に。一気に加速して私の手にあるスマホを掴もうとしてきました。一瞬で気づいて引いたので相手の空振りに終わり、相手はそのまま加速して逃げ去りましたが、流石に全身ゾワゾワしました。このような被害を受けたのはこの旅で初めてだったので。改めて外でスマホを触るのは注意しないとなと思わされた瞬間でした。

翌日はキト最終日で、ペルーへ行くので溜まった洗濯物を出しに近くのLavanderíaへ。

ここオススメ

普通は午前に出して夕方に取りに来る、もしくは翌日が普通なのですが、翌日昼には出る予定があったので今日受け取りたいと無理言ったらクローズの19時までになんとか乾燥まで終わらせると引き受けてくださいました。泣

結局19時に戻ってきたところ、まだ終わっておらず40分くらい追加で待ったのですが全然嬉しいです。むしろ終了時間引き延ばして申し訳ないという気持ち。

コーヒーと椅子まで用意してもらった

料金は3ドルでしたが、申し訳ないので5ドル支払いました。
ありがとう。

エクアドルでたこ焼き発見

その後はUberを使ってセントロヒストリコ周辺まで行き晩飯を食べました(写真撮り忘れ)。ご飯屋に65円傘をまた忘れて取りに戻ったりと、反省を活かせない男。

夜のライトアップもよき
りんご飴1ドル
市街地

そんな感じで3日目終了。

4日目は、午前だけの観光ですが、まだ見れていないパネシージョとキトの旧市街へ行きます。

パネシージョの丘

パネシージョの丘の頂上にある、女神像までは車でしか移動手段がないということでUberを利用して頂上まで行く。

この街のシンボル
かっこいい

内部にも入ることができて、この塔の建設の歴史と展望台があるといった感じです。(入場料1ドル)

建設途中の当時
徐々に下から積み上げられていく過程が写真で残っていた
ここからの景色
キトを一望

先ほどの写真中心手前あたり、丘を降りたところにセントロがあります。ここが旧市街でキトを出る前に最後ここに行きます。
まだ時間があったのとUberで降りるのもお金がかかるので、歩いて丘を下ることに。

頂上部。野良犬がたくさんいる。

南米は狂犬病は基本的にないらしいですが、やっぱり怖い。
刺激しないように降りる。

降り始めからスラムっぽくてビビる。

家の間を抜けるようにして降りる。
犬などに吠えられまくって怖かった。

車道に合流
ローカル感
不気味
ひたすら下る
途中で見つけたローカル飯
入ればよかったな
だいぶ降りてきた

キト旧市街

無事に降りてきて旧市街へ。

抗議活動?で


セントロらしき場所


スペイン植民地時の名残

このエリアはケチャップ強盗という、ケチャップを急にかけて拭く隙にスリをする手口が多発しているようで、かなり周囲を警戒して歩きました。スリはされない自信があるけど、それ以前に服に掛けられるのが嫌なので。笑(最終日で洗濯できない)
旧市街では特に何もすることなく、宿へUberで戻りました。

宿でチェックインを済ませて空港へ。

空港着

次はペルーのリマへ行きますが、最安便がパナマ経由だったので、一時的にパナマへ向かいます。

12時間乗り換え長ぇ
エクアドル離陸
空港(山)からキト中心部までの道が目立つ
いざパナマへ!

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