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中学生からの国際協力学:貧困①「日本はどれだけ豊かな国か」

中学生向け国際協力学の一回目は貧困についてです。

「貧困」という言葉を聞くとどんな人々を思い浮かべますか?
食べるものが無く飢餓に苦しんでいる人々でしょうか。
もっと身近なところでいえば、街中で寝泊まりしているホームレスのような人々でしょうか。


どちらも「貧困」に当てはまる人々です。

というのも、「貧困」には大きく分けて2つの貧困があるからです。

少し難しい言葉ですが、その2つは、「相対的貧困」と「絶対的貧困」と言われています。
「相対的」というのは他の人々と比べてという意味です。
また、「絶対的」というのは、他の人々に関わらずどんな状況でもという意味です。
つまり、「相対的貧困」とはその国や地域の中で他の人々に比べて貧しい暮らしをしている人々、「絶対的貧困」とは国や地域に関係なく、人が生活するのが難しいほどの貧しい暮らしをしている人々という意味になります。
冒頭の飢餓に苦しむ人々が「絶対的貧困」、日本でも見かけるホームレスのような人々が「相対的貧困」ということになります。
※ホームレスの方々には様々な事情があるため、一概には貧困とは言えないことを断っておきます。

現在、絶対的貧困の基準は1日1.90米ドル以下(およそ190円)とされており、
現在世界には、この絶対的貧困に苦しんでいる人々は7億3600万人(2015年時点)いるとされています。
日本の全人口の6倍以上の人々が1日190円以下の生活を送っていることになります。

しかし、日本で190円というのはコンビニのおにぎり約2個分にしかなりません。中学生でも常にお財布の中に入っているくらいのお金ではないでしょうか。
この事実を知った上で私たちが認識しなければならないことは、日本に生まれ学校に通い、安全な水を飲むことができ、病気になったら病院に行くことが出来る私たちの生活がいかに経済的に豊かな生活かということです。
世界には、私たちが苦労なく出来る生活からは程遠いほど苦しい生活をしている人々がいます。
私たちは日本の中ではそこまで裕福な家庭ではないかもしれません。しかし世界の中で見れば裕福でぜいたくな暮らしをしている一握りの人々の部類に入ります。
そのことを認識し、無駄な消費をしないことや水や食物を大切にすること等を考えて生きてもらえればと思います。

欲を言えば、このことを認識し、世界がより良い方向に向かっていけるような仕事や活動に興味を持ってくれたら嬉しいです。

今回の貧困に関する記事に興味を持ってくださった方は、今後投稿する高校生向けの少し学術的な記事もご覧になってください。


【引用元】

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冒頭写真

貧困に関するデータ(世界銀行のデータより)


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Ryoh Sugitani

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Ryoh Sugitani

途上国の可能性を世界に発信する仕事。そのために途上国の現状を正しく理解すること。国際協力×ファッションそれ以外にも日常の気付きや思ったことを少しずつ
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