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2.5年勤めたNTTの孫会社を退職しました

この記事は しがないラジオ Advent Calendar 2018の4日目の記事です。
タイトルは数日前にバズったアレのアレです。

自己紹介

はっせー と申します。
しがないラジオ19a/bに出演させていただきました。
現在はRuby on Railsでクラウド人事労務ソフトの開発をしてます。
転職LTの主催者の1人です。

転職活動とかキャリアの話を活字でアウトプットしたことが無かったので、良い機会だなと思って書きました。ただの人生ログになりました。
会ったことある人は知ってる内容ばかりだと思います、ごめんなさい!
あとエモい話とかもないです、ごめんなさい!
ちょっと長いです、ごめんなさい!

大学時代

ゆるい文系学部で適当に遊んでる大学生だった。卒業時GPAは1.2くらい。
就活シーズンになり、なんとなく自分がやりたいことを考え出した。結果、人の生活を支えたり便利にするものにエンジニアとして関わりたいという思いに至った。当時の自分なりに考えて金融系SIerを中心に受け、2015年4月にNTTデータの子会社に入社した。

入社〜転職を志すまで

駒場研修センター時代は、大学の延長みたいな感じで渋谷でよく飲んでた。
最初の会社の同期大好き。
そんなこんなで、とある金融機関に配属された。
最初に部長と面談
部「何年生まれ?」
は「1991年です」
部「おーじゃあ担当するシステムと同い年だ」
は「(やべえ)」
部「言語はPL/Iだから」
は「わかりました(聞いたことないな...研修でやったJavaと似てるのかな?)」
その日の昼休みにAmazonでPL/Iの参考書を探したら、だいたい絶版だった。

現場は、いわゆる紙駆動開発
打合せ資料はもちろん、設計書やら進捗管理のガントチャートやらライブラリ管理の申請書やらを全て紙で管理してた。
極め付けは、ソースコードのレビューも全て紙ベース(!)
変更箇所にラインマーカーを引いて、人力 git diff をひたすらこなす。
上司がレビュー後、違う色のラインマーカーでチェックして、2人が見ましたってのを客観的に証明する仕組み。
ああ美しき上司部下の共同作業...

こんな感じで書いてるけど、当時は
「IT業界ってもっと進んでると思ってたけど、最先端以外はこんなものなんだな〜やっぱ世の中そういうもんだよな〜」
という思いで、ネガティブな感情はなかった。
井の中の蛙は海の存在を知らない。蛙というよりオタマジャクシか。

そんなこんなで1年半ほど働いたころ、1ヶ月ほど海外研修に参加した。
その際、ありがちな「俺、このままで良いのかな〜」的な感情が湧き、なんとなく転職系のワードでググっていると 人月計算とExcelとスーツの世界よりという記事にたどり着いた。
自分のモヤモヤが明文化されていたこと、記事が書かれたのが2007年ということに驚いた。
このままじゃ10年経っても同じような開発環境で仕事をしてるんだろうな...そしたらもう他に転職とか無理だろうし...会社にしがみつくしか選択肢なくなるのは嫌だから、早めに抜けよう!と決意した。

転職に至るまで

まず、怖かったけど外部の勉強会に行ってみた。テーマはJS、理由は名前を聞いたことがあったから。
会場でスーツが自分一人なこと、みんなMacでメモを取ってることに驚いた。

その頃から、Progateを始めた。一通りやって、Ruby / Rails が一番しっくりきた。
Railsチュートリアルは一応1周したけど、半分も理解できてない状況だった。
独学に限界を感じて、プログラミングスクールの門を叩いた。
カリキュラムもそうだけど、環境面や覚悟(それなりの金が飛ぶ)のために入校した。
カリキュラムをあらかた終えた段階で自力で就活をして、Web業界では老舗寄りな会社にWebエンジニアとして転職が決まった。

転職後

2017年10月、2社目に入社した。
受託開発チームに配属され、Railsを書いたりDockerをいじったりしてた。知らないことばかりで戸惑いつつも、前職よりはるかにモダンな環境で満足して仕事をしてた。
しがないラジオを知ったのも、この時期だった。
VTRyoさんとd5ukeさんとユータマこたろうさんで飲んでる時に、VTRyoさんが出演すると聞き、その場でリプライを飛ばしたら本当に出れることになった...という流れ。正直聞いたことはなかった笑

この頃から、最初の会社の先輩や同期の転職相談に乗ってた。また、転職に至るまでにいろいろ悩んでた自分が欲しかった場を作りたくて、サポーターズの勉強会で自分の転職話をしたり、前述した転職LTをVTRyoさんと共に開催し始めた。
特に転職LTは、最初は普通の飲み会から始まり、今や参加者100名規模のイベントに育ったので、とても嬉しいし引き続き続けたい。
一連の活動で、自分は人の相談に乗ることが好きな人だと気付いた。
そちら方面の活動を仕事としてできても面白いかな、と思ってる...笑

2度目の転職

2社目に入る段階から、2年くらい経験積んだら自社サービスをやってる会社に行きたいとは思っていた。一方で、会社に対して不満はなかった。
そんな折、とあるカンファレンスで現職の存在を知り、良い会社だなと思って選考を受けたら予想外に受かった。結局2社目は11ヶ月しか在籍せずに、この前の9月に現職に転職した。

最後に

自分でも、まさか社会人4年目で3社目にいるとは思わなかった。
1社目を辞めてから、いろんな場でいろんな人に出会っていろんな話を聞けたのが、自分のキャリアに(良い悪いは置いておいて)大きく影響してるのは明らかだなと思った。
自分のキャリアに悩んでる人は、多くの人からいろんな考えを聞くと良いと思います。もちろん、必ずしも同調する必要はない。

3年後の自分は何してるのかな...覚えてたらこの記事を読み返してみたいなと思う。

最初にも言いましたが、特に有益なこともオチもない駄記事でした。
読んでいただいて、ありがとうございました!

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