Xデザイン学校2019マスターコース 第2回

6/21のXデザイン学校参加してきました。ちょっと遅刻してしまって反省です。

さりげなく行われるチーム分けはコース関係なく同じようです。私は2回目でしたので、「このチームで最後までやるのだろう」と思いながら名前を書いたのですが、最初に参加したときは「え!?これで最後まで行くの?」という気持ちだったのを思い出しました。(なおnoteに過去のブログも全て公開しております。ご参考になれば幸いです。

Unlearn : 学びのフェーズと自分の気持ち

Unlearn、つまり学びのフェーズの話は昨年度よりずっと大切なテーマでしたが、じゃあそれってどうやるの?みたいなことに対してはあまり明確なイメージを持とうとしていませんでしたが、今回の講義で少しヒントが得られたような気がします。

Learn〜Unlearnへの流れは多分、明確に分離されるようなものではなくて、学び方の姿勢へと目を向けるために必要な深化や汎化みたいなことを通して、少しずつUnlearnを達成するための準備ができていくのかもしれない、と思いました。

またそれぞれのフェーズで、学んでいる時の支配的な心境のようなものがありそうです。漸進的に前に進めているという気持ちや、繰り返し行動するたびに何かを発見できる喜びというのは、時に麻薬のように働くものです。何かを極めていくことそのものの楽しさは、脳にとって心地よいものです。ゲームをやってる時の気持ちみたいな。しかし気持ち良いあまりに自分が同じループの上にしかいないことに気づけないと、なかなかUnlearnまでいくことができず、せっかくの学びを活かしきれないと思います。

タイムリーに上野学さんがこんなツイートをしていました。洗練された言葉ですね。

https://twitter.com/manabuueno/status/1142477029201158144

抽象的な話の道筋

さてアンラーンと要件の概要、SDについてのおさらいが終わった後は、いよいよワークの時間です。私たちのチームでは、作戦会議の結果、ビジネスモデルキャンバスのフレームを順に埋めていく質問をし、その結果をもとにシートを埋めていく、という方針をとりました。

深掘った質問で本質を聞き出せるのがインタビューのメリットで、逆に1回しか質問しない、というのは全くインタビューの意味がない。というところまでは理解できるのですが、このラダーアップとラダーダウンというのが私にとっては厄介で、実際にどのような道筋を辿って今の答えにたどり着いたのか、実はあんまりわかっていません。

去年までインタビューについて、つまり「人から何かを聞き出すこと」に対してはかなり何も意識がないまま生きてきたので、地道に学びほぐす必要がありそうです。議事録をとってくださった江口さん本当にありがとうございます🙏(江口さんのブログはこちら

そしてヒアリングを終えた後は、全員でビジネスモデルを考えるプロセスに進みました。ワークの詳しい内容は書きませんが、以下の3点については、これは第1回でも感じた課題でした。

・アイデアの発散と収束は2回以上必要
・抽象化の流れは強くて抗いがたい
・役割分担と意見出しのハードルの下げ方

前述のインタビューの話と同じく、こちらもワークの流れがどのように進んでいたのかを把握しきることができませんでしたし、上記の課題はそれが見えていれば途中ででも解決に向けて動けたものです。司会進行みたいな人が議論の抽象度とか広がり方を観察してコントロールしに行けそうなので、次回のブレスト的なワーク時には司会進行の人を決めてできたらいいなと思いますが、どうでしょうか?

プラットフォーム的なサービスづくり

プラットフォームはtoBかtoCかで大きく方向が変わると思います。色々想像した結果、toBはハマるサービスではなく溶け込むサービスとして設計する姿勢が必要で、価値を絞り切るよりかは、普遍的な理想を様々な技術やサービスで体現するくらいの抽象度の高さが必要そうです。toCは色々なケースありそうなので考え中です。

懇親会が終わった後、坂部さんとプラットフォームづくりについて話し込んだのですが、その中で盛り上がったのが
・「オススメしてくれる人」をリコメンドできるサービス
・生理情報を拾い上げて体験を改善するサービス
というものでした。ざっくり言うと人の体とか感情、信頼感のような、パーソナライズに必要な情報に手をつけて行けば良さそうだという話です。人がもっと自然な形で、いい感じに変わっていけるプラットフォームって素敵じゃないですか?課題を考えるためのとっかかりになれば幸いです。

ではみなさん、これから1年間よろしくお願いします🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

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