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プロメテウスの箱庭

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僕が考えるいろいろなことを、できるだけ残していくためのサンドボックス。 ここで燃やす小さな火があなたの何かを照らせたら、嬉しい。
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2018年5月の記事一覧

憧れる共有と伴走、阻むエゴ

憧れる共有と伴走、阻むエゴ

cakes の新連載「わざわざ平田の移住日記」。

「評価しない」という理念はここ数年来、僕がしたくて、でもどうやって実現したらいいかわからない悩みのひとつだ。
それが実現されていることに、衝撃と、羨ましさと、そして、この方法では僕には無理だという諦めと、では何ができるのか、僕は何がしたいのか、いろいろな思いが入り混じる。

小さな暮らし
耕して食べ物を手に入れ、衣類を洗い、調理して、寝て、起きて

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Spark Your Creativity!

Spark Your Creativity!

5月9日の時点で、僕はのこのこと釣られる決断をしていたようだ。

とにかくヘビーな体験だった。
良かったのか、悪かったのか、いまもって判断できないでいる。

目黒に Impact HUB Tokyo という拠点があることを、僕は知らなかった。

そこで今日、開催された“Spark Your Creativity!”というイベントに、参加してきた。

招待状We’ve been led to bel

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パーソナリティ

パーソナリティ

昨日、久しぶりに MBTI 診断をやってみた。

MBTI は4つの軸で傾向を測るもので、4軸組み合わせで十六種類の型が出てくる。

心(Mind)自分の周りとどう接するかを表す「心」。

ひとりでできることを好み社交的なやりとりに疲れ果てる。音や景観、香りなど外部からの刺激にとても敏感な内向的(Intraverted)な人たち。

みんなで活動することを好み、社交活動で盛り上がる。内向的な人たち

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九の段の計算

九の段の計算

カザフスタンに掛け算九九のうち、九の段は特別な覚え方があるというのを聞いた。

両手を広げて手の甲を見て、左の小指から数えて9に掛ける数の指を折り曲げる。
例えば9掛ける4のときは、左小指から数えて4番目の左の人差し指を曲げる。

そうすると、折った指の左に十の位、右に一の位の数が現れるというもの。
たしかに、そうなる。

九の段に出てくる数は、いずれも十の位と一の位を足すと9になる。そしてこれは

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壊れた世界、壊れゆく世界

壊れた世界、壊れゆく世界

今朝は9時から市民清掃。

休日は(いや、最近は妻がそっとしておいてくれるので平日でも)昼前まで寝ているし、こんな早い(!)時間に外を歩くことなんてない。
だから、こんな早い(!)時間に外を歩いている人がいることに、そしてそれが電車に乗ってどこかに出かけようとしていることに、めまいにも似た軽いショックを受ける。
さすが都会だし、なんだかみんな、すごいなあって。

どうせ集まらないし、行ってもおじい

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コミュニケーション嫌い

コミュニケーション嫌い

人には、これ以上は近づいて欲しくないと感じる固有の間合いがある。
これをパーソナルスペースと呼ぶ。

と、いきなり始めたけれど、以下のツイートをきっかけにいくつか考えたことがあって。

「まるでわからない」とまで書かれてしまった。

でも、僕は人に頼ることを極端に避ける。(こどもらも、どうやらその気質を受け継いでいるみたいに感じる)

なぜ、どうしてと聞かれても、そうだからだとしか言えないし、どれ

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「英国一家、日本をおかわり」

「英国一家、日本をおかわり」

ようやく読み終えた。

かつて前作「英国一家、日本を食べる」を読んで、これが NHK でアニメ化されてこれも観ている。そのつながりで、読もうと手を出した。
(余談だけれど、アニメ版の監督は「目玉焼きの黄身いつつぶす?」のアニメ版も手がけている。「やわらか戦車」や「くわがたつまみ」で、当時、裏声まで駆使して Flash アニメを使っていた人)

外国人から見た日本というのは、ふだんの暮らしでは気づき

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喋りすぎ

喋りすぎ

いい加減、現実に目を向けるべきときなのだろう。
そうは思いたくなかったけれど、僕は、言葉が多い。
喋り始めると、止まらない。

こどもらが昔つかっていた幼児用の椅子をリサイクルに出すため、今朝、準備していた。そしてテーブルを取りつけようとして、留め具がないことに気づいた。詳細は省略するけれど、なんとか見つけたんだ。

そりゃもう苦労もあったからね。
無かったことに、そして見つけたこと、見つけるまで

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レディ・プレイヤー1

映画を見てきた。
スピルバーグの、サブカルチャー(劇中ではポップカルチャー)へのオマージュに満ちた作品。(キングコング、ガンダムやメカゴジラが出てくるよ!)

こちらの感想を読み、「いや、これは見ておかねば!」と自ら燃え上がって、焚き上がってきました。

島国さんの感想、追記されていたのを、いま気がついて読んで、もうあらかた言い尽くされている。(僕はゲーム開発者になりたくて、なれなかった人生を送っ

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自分らしさという孤独

自分らしさという孤独

朝刊に『「自分らしく」ってどうすれば?』という小さな記事があった。

首相・加計学園の主張とは異なる愛媛県の文書が国会に提出された、だとか、団塊ジュニアが高齢者となる40年までの社会保障費がはじめて推計された、だとか。言いたくなることが渦巻くけれど、ひとまず措く。

フランスで暮らす女性ジャーナリストへのインタビューのまとめ。
元記事は、以下ハフィントンポスト・ジャパンの「日本での婚活をやめた。フ

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「ふつう、わかりますよね?」

「ふつう、わかりますよね?」

休養期間を延長するにしても復帰するにしても、診断書が必要。
そう言われていたので今日、病院へ行ってきた。

結果だけ言えば「6月中頃から戻ってみていいでしょう」。

ふつう、わかりますよねいまだに僕は、自分が何を感じているのか、はっきりとわからないことがある。
自分でははっきりと、そうでないつもりでいるときに、妻から「怒っている」と言われることが、たびたび、ある。

ディズニー・ピクサー映画の「イ

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餅は餅屋。家具の移動は引越し屋

こどもらの部屋を作る作ると言って何年過ぎたか。(やるやる詐欺)

昨年末から少しずつ動かしてはいたけれど、隙間がない。
立派な本棚が二棹(結婚するとき、ほかの家具より優先度をあげて、これだけは〜と真剣に選んだ素敵な本棚)鎮座ましましており、さらにその上にも本やらパソコンやらがうずたかく積み上がっているのである……

ということで今日、動かしました(ようやくベッドを買って入れてやれる)。

動かした

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ゲーデルの不完全性定理

朝刊の書評欄に「不完全性定理」が取り上げられていた。なにを言ったものなのか把握したいのでメモ。
(そういえば、「ゲーデル、エッシャー、バッハ」も読んでみたいな……)

『第一に、「(自然数論を含む)数学のシステムは不完全である」』
『正しい、(真なる)数学的命題は証明可能で、誤った命題は反証可能だと考えられている。証明か反証のどちらかができる命題のことを決定可能な命題と呼ぶ。すべての命題が決定可能

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将棋AIで学ぶディープラーニング

(このノートは、あとで別マガジンにまとめたいと思っている)

先日、書店の技術書コーナーに行ったら、「まさに!」という本が目に留まった。

いきなり話題が逸れるのだけれど、僕はものごとを「深く」考えることが苦手だ。
網羅的に、浅く。(困ったことに、短期記憶の容量も自分が満足できるレベルには程遠い)

だから、将棋の手筋を考えることが異様に苦手だ。

でも、うまく考えられるようにも、なりたい。
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