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プロメテウスの箱庭

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僕が考えるいろいろなことを、できるだけ残していくためのサンドボックス。 ここで燃やす小さな火があなたの何かを照らせたら、嬉しい。
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2018年6月の記事一覧

復帰十二日目。区間変更

復帰十二日目。区間変更

これで営業日で数えて2週間と二日。
やってきました、週末。

プレミアムフライデーでもあります。プレミアーム!

それにしても、とにかく眠い。ここのところ毎日、帰りの電車では意識が飛びます。認知を継続できない。(変な日本語だな……)
英単語でいうところの consciousness が持続しない。不連続になる。
原因は単純で寝不足なので、とにかくしっかり休みましょう、という話だ。

* * *

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復帰十一日目。双極性について

復帰十一日目。双極性について

そろそろ「復帰X日目」でタイトルを揃えるのに飽きてきた。なにしろ、別段仕事ができなくなっていたわけではないから、あたり前に日々の業務はこなせる。

辛いのは通勤と、それから「残業なし」で働くこと。そしているべき時間、きちんと在社しろ、というところ。

なにしろエネルギー切れによる「鬱」でドクターストップがかかったわけではない。むしろその逆。歯止めがきかない「躁」で、しばらく仕事から離れたほうがよい

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復帰十日目。祝2週間

いわゆる「営業日」カウントで、ようやく2週間分はたらいたことになる。
おおむね月二十日ということで考えれば半月分、ともいえる。

昨日、課長に声をかけられて「残業禁止」を言い渡されたというのは書いたけれども、今日はメールで「在勤時間が8時間になっている。7時間45分を守るようにしなさい」と注意が来た。
たしかに勤怠システムを確認したところ、昨日までの三日間、8時間でついていた。

おかしな話だ。

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復帰九日目、通勤は辛いよ

復帰九日目、通勤は辛いよ

行きは出勤時間に、帰りは退勤時間にバッチリかぶるのでとにかく人が多い。(帰宅の方が分散されるぶんマシだけれど、会社でずいぶんヘタれているので堪える)

そういえば書き忘れたけれど昨日の朝は山手線が止まっていてひどい目にあったのだった。新宿に着く前から山手線が信号故障、外回りが止まっているという京王線車内アナウンス。(乗り換え先の情報を相互に案内しあえる環境ができあがっているっていうのは、都内、すば

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復帰八日目、ひたすら眠い

一日、救いようもなく眠かった。もちろん自業自得。
なにをしていたのか…… そう、「ハーン ─草と鉄と羊─」の第二集を読んでいたんだった。

チンギス・ハーン(ジンギスカン)は兄頼朝の追討から逃れ大陸に渡った義経だった! という(そういう筋書きもよくあると聞く)義経異伝。
色っぽさと男っぽさが絶妙にまじった描線、とても好き。北崎拓の「ますらお」もおもいだす。

舞台が舞台だけに「シュトヘル」もかぶる

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二日続けてのおさんどん

二日続けてのおさんどん

2週間ぶり、ハグジードーナツ。

今日も満席だとかで繁盛は喜ばしい。
そういえばコーヒー、店内入ってすぐの手書きのボードに「〜珈琲店の」と書いてあったはずだ。今度きちんと聞いてこよう。ドーナツに合う、好みの味。

ちょっと暑いかもしれませんが庭で食べますか?

ということで、外のテーブルをきれいにしてもらって庭独り占め!

しかしさすが庭。
ドーナツはとても美味しかったけれど、僕の血液も大盤振る舞

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「またその話」

「またその話」

妻が言う。
「また話し方の話になった。
 いま、それを話すときじゃないでしょう?
 正直、あなたへの話し方の話になると辛いの」

僕が、たびたび、繰り返すからだ。
 そういう言い方はやめてほしい。
 〜なら〜と言ってほしい。
 あなたは何にしても言わずに済ませようとしすぎる。
 僕は言ってもらわないとわからない。

僕の「こだわり」が度を越している部分は、あるのだろう。
ひょっとすると、他人よりも

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復帰七日目、週末の開放感

復帰七日目、週末の開放感

心療内科の先生には、週の半ばから復帰することが大事。なんとなれば週明けから復帰すると「長すぎる」ので、途中で疲弊して挫折するかもしれない。
ということで先週は水曜、木曜と出て(金曜は PTA の「お仕事」で休み)週末に。今週は頭から出て皆勤賞。

別段、それでなんということはなかった。

なにしろ今回の僕はオーバーヒートしかけていただけ。魂まで疲弊しきってボロボロになり、身動き取れなくなってしまっ

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復帰六日目。哲学入門

復帰六日目。哲学入門

六日目ともなれば、もう慣れたもので。
勤務自体は淡々とこなせる自信が回復してきました。
通勤は、やっぱりダメだ!

昨日も触れた「勉強の哲学」。朝の通勤電車で読み終えました。

哲学っていうと、何を思い浮かべますか? ソクラテス?
豊かな髭をたくわえ貫頭衣をまとったおじいちゃんたちが、象牙の塔で侃々諤々の(いや、あるいは飄々と)議論を戦わせている姿が、なんとなしに浮かびます。

アキレスは亀に追い

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復帰五日目、眠さでどうにかなりそう

Fitbit という活動量記録用のデバイスがあって、このうちの Flex 2 を使っているのですが、それによると月曜日からこのかた睡眠時間が4時間半。いや、休みに入る前もひどかったけれど、それに似た酷さがあります。眠い。

* * *

ちょっと前に、塩味のクラッカーを噛んで、飲み込まずに噛みつづけて、甘さを感じるまでの時間を計ってみる。甘さを感じるまでに30秒以上かかるなら炭水化物の代謝能力が低

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復帰四日目、通勤で疲れる

寄りかかるのをやめてほしいし、降りるからって後ろから精一杯押したり(前の人が降りなきゃおりられないんだから!)、並んでいる僕にタックルをかましたり、諸々、ほんとやめてほしい。

こどもらに言わせると、僕は結構強面らしいので「サングラスをかけたら安全になるんじゃない?」「ニット帽かぶると完璧だよ!」、だそうだ。
僕も、じゃあ紫のスーツでも着るかね? なんて悪ノリしていたら妻が「本職の人に絡まれるよ」

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復帰三日目。眠さクライマックス

復帰三日目。眠さクライマックス

眠さクライマックスと書いたけれど、いや、まだまだ最高点には到達していないともおもう。かなり盛った。

僕がほんとうに耐えられないほど眠いときは、歩きながら寝ます。(危険)

朝6時に起きて活動するという今までにない朝型生活(平日限定)を持ち込んでいるため、ほんと、ダメです。眠い。まだ月曜日じゃないか。あと四日も平日をこなさなければならないじゃないか。ひょっとしてこれはピンチではあるまいか。

数ヶ

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父の日

父の日

父の日だったので、いろいろ嬉しいことがありました。

悩みが多く、理性的なつもりで感情的、
愚痴も文句も多い僕。
それでも、こんなでも、父としてプレゼントをもらえる。
話を聞いてもらえる。

夕飯もご馳走でした。(作ってくれたのは妻。僕はあなたのお父さんじゃあないけれど、ありがとう)

ツイッターで「スペアリブ」のことをなぜスペアリブというのか悩んでいたのは、ご馳走の食材だったからです。

歴史から学ぶ

歴史から学ぶ

先ほど、ドイツではナチスについて時間をかけ丁寧に学ぶというツイートを見た。これに刺激され、かつて予備校生時代に講師が話していたことをおもいだした。

日本では歴史を原始人の名前から始め丁寧に時間を追って大昔のことを学ぶ。そして3学期になってコマ数が不足し、一番大事な近代から現代の歴史を飛ばす。現代史は試験範囲にならないので、受験という観点ではなんら問題にならない。けれど現在を生きる私たちにとって真

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