それはまさに二食分だった

9月14日土曜日、晴れ

午前中、学校公開という名前の授業参観。父兄の姿はまばら。「家庭科だから」と妻が聞いていた一限だけ見る。(ほかはそれほど見てほしくないのかな? という気の回しかた)
寝不足のせいか頭が痛くてつらい。

昼まで寝るために準備の手間いらずのカップ麺でも買って帰ろうと寄り道。ペヤングのマヨネーズマックスだか、一日一食までにしてくださいと書かれた2000キロカロリーを超えるあまりにデカいのが気になってしまう。

それは一食分というには大きすぎた。
デカくて重くてマヨ焼きそばすぎた。
それはまさに二食分だった──!

味はごく普通の(マヨネーズを混ぜる先行商品もあるからね)カップ焼きそばだった。しかし、とにかく量が多い。緩急もないので一食分を過ぎたあたりからだんだん厳しくなってくる。
残り1/4を切ったあたりで白旗をあげたくなる。けれど残すだとか捨てるだとか、そんなもったいないことはできない。ためらったらそこで試合終了ですよ。しゃにむにかきこむ。

なんとか食べ切ったけれど、どうにも負けた気分。

* * *

午後2時からのPTAの運営会議に出席するため都内に向かう。

オレ、この仕事が早めに終わったら『ロング・ウェイ・ノース』の4時からの上映を観に東京都写真美術館に行くんだ──

しかしその心づもりをあざ笑うかのように積み上げられる議事。遅れる進行。ええい、無駄口はいい! 進めよ! 議事を、進めよ!!
──無理でした。議事終了が3時20分。そこから副校長やPTA会長と必要な話をし、伝達事項をラインで広報メンバーに送り終わる頃には4時ちかく。(学校から上映館まで早くて40分だったので、会議終了時点で負け確定)

無念の心を抱えて帰途につく、僕!

* * *

帰宅してヴァイオリンを少々鳴らすも体力の限界を感じ、昼前の二度寝に続いて夕方の昼寝。いや、7時前から9時前まで寝るのを午睡というのか?(言いそうにない)

妻がつくってくれた味噌鍋を前に、昼のマヨネーズマックスが邪魔をして、あまり食が進まず無念。やはり負けている。

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