日常を、旅行する。
こんにちは、まさむーです。 年齢だいたい42歳。旅行業で働きながら趣味で写真(一部お仕事)、旅行、ボクシング、たまに料理などをしています。数年前から株式投資をはじめました。 中でも写真は中心的な活動で色々撮っています。
初めて書いた記事に反応をいただけたのがとても嬉しかったのでまた書くことにしました。本当は料理なら料理、写真なら写真と分けて書いた方が読みやすいとは思いますが、「こんなこと考えている人がいるんだな」くらいに読んでいただけたら嬉しいです。
さて、今回のタイトル「日常を、旅行する。」についてです。
おしながき ①そもそも旅行ってなんだっけ? ②一冊の本との出会い ③日常で旅行ってできるの? ④旅とは感動を見つけること ⑤日常を旅しよう!
こんな感じで進めてみようと思います。
①そもそも旅行ってなんだっけ? さて、みなさんは「旅行」という言葉を見た時にどのようなものを思い浮かべるでしょうか? 国内旅行、海外旅行、修学旅行、新婚旅行、日帰り旅行、観光、一人旅、ヒッチハイク、ツーリング、バックパッカー、などなど色んなものを思い浮かべると思います。インターネットで「旅行」を検索すると、
「旅とは、定まった地を離れて、ひととき他の土地(場所)へゆくこと」
となるようです。確かにそのイメージが一般的だと思います。 僕もある時までそうでした。
②一冊の本との出会い もう10年くらい前になるのですが、銀座のデパートの休憩コーナーにあった一冊の本をなんとなく読んだ時のことでした。タイトルは覚えていません。それは旅についてのエッセイでした。筆者が東南アジアを旅したときのことを振り返る章を読んでいた時のことです。
本の筆者は東南アジアのある町で、一人のバックパッカーと知り合いました。彼は世界中を旅していているということでしたが、その町に10年以上住み続け、仕事もしているということでした。筆者が「10年以上も同じ場所に居て、君は何をしているんだ?」と尋ねると、彼は一言「旅をしているんだ」と答えたそうです。 僕はこの話を読んで目から鱗が出る思いでした。 同じ土地にいても旅行はできるのだ、と。
③日常で旅行ってできるの? 僕は旅行というものにぼんやりとした違和感を感じていました。つまり「どこかに行かなければいけないのか」ということ、そして「今自分が住むこの町で旅行ができないのはなぜか」ということです。
僕自身、国内外を問わず旅行に行きます。それは未知の土地や出会いという刺激を求めていたり、目的の土地に行ったり、料理を食べたりという体験を求めてのものです。それらは日常では得られない体験です。つまり旅には日常では得られない「感動」を体験しに行くという側面があると思います。
では「◯◯に行きたい」という目的地への欲求とは別に、未知の体験、刺激という非日常の体験だけで考えた時に、それは普段自分が暮らす町では得られないものなのでしょうか? ちょっと道を外れれば知らない場所なんてたくさんありますし、目線の高さを変えるだけでも印象はだいぶ変わります。地元のレストランでも入ったことのないお店の方が多いはずです。
観光地には多くの人が訪れます。訪れる観光客にとってそれは旅行ですが、そこで得られる刺激はそこに住む人にとっては日常です。でも、その土地の雰囲気や美しさや美味しさは誰に対しても同じように感じられるものではないでしょうか? もしそうじゃないとしたら、そうさせているのはある種の「慣れ」の問題であり、その「慣れ」によって日常の中にある感動を見逃してしまっているのではないでしょうか?
④旅とは感動を見つけること つまり、旅とは場所の移動やその距離、時間に関係なく、感動を見つけ体験することにこそ意味があると思うのです。であるならば、私たちが暮らすその土地でもきっと旅はできます。「日常を旅行する」と意識した時には旅は始まっています。
⑤日常を旅しよう! もしここまで読んでいただいてちょっとでも共感するものを感じていただけたら、ぜひ一度、日常で感動を見つけることを意識して見てください。いつも見ている風景がきっと変わります。そして旅行に行った思い出を写真に撮って記録するのと同じようにしてみてください。家族や友人とその感動を共有してみてください。 ちなみに僕はそのようにして撮った写真を #日常旅行 というハッシュタグをつけてSNSに投稿しています。ちなみに今回の写真は1枚をのぞいて全て日常の生活圏で撮ったものにしました。
この記事を書いている2021年1 月は新型コロナウイルス感染症の影響で出かけるのもなかなか難しくなりました。そのような中だからこそ日常の中で見えにくくなってしまった感動を再発見することは生活に彩りを与えてくれると思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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