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何故カメラだったのか①

僕は2010年に初めてライカ(M9)を買うんですが、当時はまだiPhoneも4になったばかりの頃で明らかにカメラの画質はスマホ<デジカメでした。

2010年は僕にとっても大きな転機で、この年に東京コレクション史上初めて〝109ブランド〟がランウェイショーをします。VANQUISHです。
でこのVANQUISHの東京コレクションで2010年から海外戦略を始める訳なんですがみんなと違うやり方でもっと早く広げる方法がないかなと常に模索します。

そこに現れたのが、そうあれです。
今や世界中のみんなの日常、Instagram(2010~)です。
当時日本人はFacebookとツイッターが盛り上がってきた時期で、大多数はまだブログを書いていました。でも海外に行くと必ずみんな使っていて外国人の友達に「写真だけ(テキストいらない)だからイージーだよ」と言われたのを今でも覚えています。

で、少しづつインスタをいじる比率が他のSNSより上がっていく訳ですが、僕は最初iPhoneで気軽に日常を切り取る〝絵日記〟のような者として捉えていたんだけど、やり始めて少しすると世界のユーザーの中にはどうも違った観点で使っていることに気づきます。
海外ユーザーの中には圧倒的な画質、画力で自分の作品を目一杯アピールしてくるパワフルな奴らが沢山いました。まるでInstagramの中がミュージアムのようでした。


え、ミュージアムだと

え、、、

えーーーーーーーーーー!!


それだ!と思いました。どこの国の人間も美術館に行って他言語の説明が読めなくても作品を見て感じることは出来る(インスタでいうLikeですね。)。
同時にInstagramが世界に向けてやろうとしていることも理解しました(つもり)。そして日本語しか話せない僕にとってこれは海外を攻めるための最強の武器になると直感的に感じました。


今の所Instagram最強説

現時点(2019年1月)で世界に対してもっとも手軽で有効なプロモーションツールとしてはInstagramが最強だと考えます。

ユーザー数は2018年時点で10億人を超えています。

もちろんフェイスブックの方が利用者は多い(22億人)のですが用途が違います。


続く

あ、写真はにょみちゃん(2017)

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