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ポスター発表という山

昨年、初めて学会の大会に参加しました。障害福祉で働き始めて30年以上が経ちます。しかし、今まで学会に参加するなんて考えたこともありませんでした。

私が初めて参加した学会は、日本発達障害支援システム学会と言います。昨年は初回でしたので、基調講演と分科会での聴講でした。大会は想像していたような重たい雰囲気はなく、基調講演もわかりやすい言葉で語られ、分科会での研究発表は若い研究者たちの発表であふれていました。私も自分の目標を再確認することができました。そのとき一つ残念だったことは、プログラムを読み間違え、ポスター発表に参加できなかったことです。

ポスター発表は、分科会と同時進行でした。それに気がついたのは、時間が半分以上経過したあとでした。分科会の研究発表の切れ目と、ポスター発表の切れ目を合わせることができず、ポスター発表の輪に入ることができませんでした。今、ポスター発表についてはまったくイメージができていません。

そんな私の前に、突然、ポスター発表の機会が訪れました。参加したいけれど、まったく知識がありません。今日、YouTubeで「ポスター研究発表」を検索しました。向後先生の「FD研修では何をトレーニングするべきか」というのがすぐに見つかりました。先生の発表は、目的と背景、研究方法、結果、まとめ、考察という順序で、流れがなめらかで、研究内容に知識のない私にも最後まで集中して視聴することができました。そのあと、何本かいろいろな方の研究発表の動画を見ました。今日は、本も届いたので、一週間で本を読みながら自分の研究内容をふりかえり、参加を考えます。


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