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遠くの花火

年に数回、我が家から花火大会の花火が見れます。目に見える大きさは手のひらを広げたぐらいかもしれません。それに高く上がった花火しか見えません。それでもちょっと贅沢感が味わえます。

私は、とにかく暑いこと、さらには人混みが苦手です。だから花火大会なんて行ったことがありません。

若い頃、江ノ島のファミレスでアルバイトをしていました。そのころは、超満員のお店の中で中華料理を運びながら花火大会の音だけを聞いていました。花火大会にはあまり良い思い出はありませんでした。

今の家に越して来て、子どもが小さい頃は、庭にイスを出して家族4人で花火を眺めたことがありました。安心してビールを飲めるのでそれが一番の贅沢かもしれません。

日曜日の夜、次女が花火が上がっていることを教えてくれましたた。久しぶりに次女と妻と3人で家のベランダから遠くに上がる花火を見ました。

そのとき長女は入浴中でした。でもお風呂からもわずかに花火が見えます。もしかしたら一番贅沢な思いをしたのは長女かもしれません。

夜は、暑さも少し和らいできました。夏も終わり始めていることを感じた夜でした。


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