鳥取は「滅びる道」を模索した方が良いのかもしれない。
ヤベッ。煽ってる系のタイトル付けちゃった。(批判したいだけの人は読まないでね)
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はじめに伝えておきたい。滅びた方が良いとは一切思ってない。熱海に拠点を移すと宣言したけど、頭では鳥取の行く末を考えてるし、自分に出来ることがないかとアンテナは張り続けていくつもりでもある。
だけど、「滅びる道」も模索しておくべきじゃないかとも思ってる。これもまぎれもない僕の正直な気持ちだ。
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ビビりながらも書き進めていこう。
日本全国で人口減少は間違いなく進んでいて、消滅可能性都市という言葉も一定の市民権を得るぐらいまでは浸透したと思う。
なにもしなくても人口が増えていた時代から加速度的に人口が減る時代に突入している中で、廃村していく過疎地域も少なくない。
もっと言うならば、住民の少ない集落へのインフラ維持費を考れば積極的な終村(終活の集落バージョン。勝手に命名した)を進めた方が良いという議論だって巻き起こっている。
人間のエモーショナルな部分を無視して考えれば、そうあるべきだと思う。
そして、この議論を飛躍させていくと、日本全体から見たときの鳥取の立ち位置は「積極的な終活を考えた方が良い地域」であると言わざる得ない。
悲しいかな、これが客観的に考えたときの僕の正直な意見だ。
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滅びるまではいかなくても、縮小させる視点で都市デザインをしていくべきじゃないかという話もある。
首都大学東京教授の饗庭伸さんの著書「都市をたたむ - 人口減少時代をデザインする都市計画 - 」は、まさにその考え方を語られた本だったりする。
未来コトハジメというWEBメディアに著者のインタビューが掲載されているので興味のある人は読んでみてほしい。
>> 人口減少下、「都市をたたむ」時代へ | 未来コトハジメ - 日経BP社
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話がまとまらなくなってきた。
そう言えば、いつか触れたいと思っていた田川さんのツイートをここで引用しておこう。
僕自身が良い人材かはわからない。けど、僕も生活の重心を鳥取から移す決断をした。
希望はまだまだたくさんある。頑張っている人も、応援したい人もいる。
だけど「破滅」の二文字が頭に浮かばないかと言うと、嘘にもなる。
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滅びろとは思わない。滅んでほしいとも思っていない。だけど、「滅びる道」を模索する議論もあって良いと思う。
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