僕にとって二拠点生活を始めたことは必然だった。
匿名質問箱 -peing- に、こんな質問が届いてました。
りょうかんさんこんにちは。
二拠点生活をしていて感じる、鳥取と熱海の良いところと嫌なところ、また、二拠点生活をしたことによる変化があれば教えてください。よろしくお願いします。
ツイッターでは回答文字数が足りない気がしたので、今日のnoteでまとめてみます。
鳥取は自分の襟を正してくれる場所
最近、鳥取に帰るたびに「恥じない生き方をしなくちゃ」と感じて、なぜか背筋がピンとします。
その理由を改めて考えてみたんだけど、もしかしたら『目に見えぬたくさんの視線』を感じてるからなのかもしれません。
良い意味でも悪い意味でも、期待や失望や尊敬や軽蔑などという感情を向けられている。(自意識過剰かもだけど)そんな感覚があるからこそ、自分の軸をしっかり持たないといけないと思ってしまうのかもなと。
自分が少し堕落しているときには、そのプレッシャーのようなものが良い方向に作用してくれるから、定期的に帰っては自分の時計の針を調整してて。一方で、長く居すぎるとプレッシャーがマイナスに作用するから、1週間ぐらいで鳥取の地を離れる。
そう考えれば、鳥取に帰るという行為は「チューニング作業」とも言える気がします。
あと、、、鳥取にいると自分の過去の傲慢さと向き合わされる部分もあります・・・。どうしても過去を振り返りすぎるので、長く滞在してしまうと後ろ向きになりがちなのが嫌な部分です。
熱海は未来への種まきをさせてくれる場所
逆に熱海は、適度に肩の力を抜いて過ごせます。同世代も下の世代も、数える程しかいないので、背伸びして偉ぶる必要もなく、上の世代の影に隠れて自由気ままに振る舞える。
良い意味でも悪い意味でも、他人と距離をつくるのがうまい人が多いので、過度に干渉することもなく、かと言って孤独を感じすぎることもなく、本当に(僕にとっては)居心地の良い街だと思います。
そして、最近は観光客数も増え、新たな事業者も増えてきたことで、嫌でも変化していく様を近くで感じられるので、(鳥取で閉塞感を抱いていた反動もあり)精神的な良い空気の循環になっているのかなと。
あとはやっぱり、僕の人生においては「初めて社会に出た場所」でもあり、インターンという名で「修行をした場所」でもあるので、未来に向けて自分の力を溜めていくのにフィットする街だと感じていて。
残り1年半となった20代。この期間で「しっかりとした自分の器を大きく育てていくことに意識を向けよう」と決めた今の僕にとっては、まさに最高の環境が熱海なのかなと思っていたりします。
ただ、、、同世代とワイワイ過ごしたりってことが出来ないのは、少し寂しかったりします。
二拠点生活を始めるのは必然だった
二拠点生活をしたことの変化というと仰々しいかもしれないけど、拠点を複数持たずにいたことを想像すると、たぶん今みたいに精神的に安定して生きてはないだろうなと思います。
一般的には生活を豊かにするために都市部と地方都市を行き来するデュアラーが多い中で、僕は完全に『精神安定のために』二拠点をしている感じ。
どっちかに完全に軸足を置いてしまったら、それはそれでシンドいという感情が強くなってしまうはずです。そして、移動の頻度が(毎週末とかじゃなく)月に1回というのも、僕にとっては丁度いい。
最初「熱海にも拠点を置く」と決めたときには、こんなにぴったりハマるとは思っていなかったですが、28歳の僕にとっては、このライフスタイルが現状で一番適しているんだろうなと。
全然うまいまとめ方が出来ないですが、直感を頼りに決めてたと言いつつ、このスタイルになったのは必然的な運命なのかもなと、思ったりします。
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というわけで、今日の記事は以上です。
参考になったかわかりませんが、また匿名質問箱で質問をいただけると嬉しいです◎
では、またあした〜!
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今日は7,700字ほどの長編記事を書きました。
今年も始まる「プライムデー」に向けての仕込み記事です。
おまけ:7月6日の日記
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