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絶対的に自分を肯定してもらえる環境を、ひとつでも確保しておくと、人生は楽しくなる。

先日、事業を立ち上げる高校の同級生と話をしてました。

僕の出身校は鳥取の名門進学校。卒業生の多くは、公務員や銀行員をはじめ医療関係や大手上場企業に就職するような学校です。

そんな中で、事業を興すことを決意した同級生の存在は心強いものがあります。特に、鳥取において孤独感を抱いていた僕にとっては、本当に嬉しい存在です。

その同級生から「気軽に相談できる相手がいることがありがたい」と言われたんですが、数日経ってその言葉がいまの僕の胸に響き続けています。

というわけで、今日は、『自分を肯定してもらえる環境』について書いてみようと思います

人生には「アクセル役」も「ブレーキ役」も必要

新しい挑戦をするとき、「どんどんやった方がいい!」とアクセルを踏み込む人と、「やめた方がいいんじゃない?」とブレーキを踏んでくる人の、その両方が必ず現れます

もちろん、中には対して考えもせずに無責任な発言をしている人もいるでしょうが、きっとその多くはあなたのことを真剣に考えて想いを伝えてくれているはずです。

ただ、自己啓発本などでは「引き止めようとする意見は無視して突っ走れ!」と煽るように書かれていることも多いように感じます。その考え方も当然理解できる部分はあって、一時的な解決には役立ったりします。

ですが、ブレーキをかけてくれる人の意見には、自分が今まで経験してきていない視点からの指摘が隠されている場合があることも忘れてはいけません。だからこそ、僕自身は、否定的な指摘も無視することなく、しっかり耳を傾けた方がいいと思う派です。

車の運転だって、自分でハンドルを握り、アクセルとブレーキを使い分けることで、はじめて安定した走行ができる。つまり、人生においても「アクセル役」と「ブレーキ役」は両方必要なんだろうなと。


多くの場合はブレーキが強く効きすぎる

とは言え、確率的には「ブレーキ役」の方が多いように感じます。特に、安定志向の人が多い(ベンチャー精神のある人が少ない)鳥取のような地方都市では、どうしてもブレーキが強く効きすぎる傾向になりがちです

まして、安定職に就く人の多い学校の出身だと、周りの友人たちはどうしてもチャレンジに対して否定的なスタンスを取ることが多くなるでしょう。

僕の同級生も、事業を興すにあたり友人に相談するものの「やめといたら?」という意見を言われてすぎて、挑戦することを諦めそうになった時期があったと言います。

だからこそ、事業を興すことに肯定的なスタンスを取る僕に相談できる環境は、その同級生にとっては貴重な時間だったんだろうなと思います


絶対的に肯定してくれる存在の重要性

でも、ふと思ったんです。チャレンジのたびに自分にとっての「アクセル役」と「ブレーキ役」を見つけていく必要がある状況は、精神衛生的に良くないなと。

今回の場合はたまたま僕自身がアクセル役になれたから良かったですが、もしかすると、次の挑戦のときには僕がブレーキ役になってしまうかもしれません。これが自分の身に起きたことを考えると、かなり心をエグられるだろうと思います。

そう考えると、精神状態を安定させながら挑戦し続けるためには『絶対的に肯定してくれる存在がいること』が理想なのかもしれないなと

誰かひとりでも、どこかにひとつでも、絶対的に肯定してもらえる環境さえあれば、ブレーキ役になる人はたくさんいるわけで、そこでバランスを取ることができるような気がします。

しかしながら、『絶対的に自分を肯定してもらえる環境』が何を指すのか、僕にはわかりません。わからないというより、きっと人ぞれぞれの形があるんだろうと思います。

たとえば、「夫婦」「恋人」「親友」「家族」。もしかすると「プロジェクトチーム」のような組織かもしれないし、「ビジネスパートナー」と呼ばれる存在がソレかもしれません。

ソレがどんな形であれ、自分にとっての『絶対的に肯定してもらえる環境』をひとつでも確保できていると、人生はとっても生きやすく楽しいものになるんだろうなと。


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というわけで、今日の記事は以上です。
読んでくださった方にとって、何かしらの参考になれば幸いです。

では、またあした〜!

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