森羅万象まず疑え

おはようございます!ryokaです!

本日は「疑う」ということについて話していきたいと思います。

疑うって聞くとかなり印象は悪いですよね。

しかし,疑うの反対は「鵜呑みにする」だと私は思っています。

今の社会ではたくさんの情報があふれています。すべての情報を鵜呑みにしていてはどれが正しいのかわからなくなる時が必ずやってきます。

そこで本日は疑うことの重要性を説明していきたいと思います。

疑い始めたきっかけ①

 「あれ?あの人が言っとる事とこの人が言っとる事ちがくね?」

こんな経験みなさん無いでしょうか?

部活をしている人なんかは特に経験あると思います。

私は小4から高3まで野球をしていたので首脳陣の指導方針の差に疑問を感じつつもなんとか共通点を探し,なるべくすべて信じる努力をしていました。

時は流れ,大学2年生の時に,ビジネス書を読むようになりました。

当時興味があったのは読書術。なかでも速読の習得を試みようと試行錯誤していた時代がありました。

複数の本を読み進めていく中で,すべての内容を目で追って速く読むことは不可能という結論に至りました

世の中に本を読むのが早い人はたくさんいますが,その多くが文字を早く認識できる能力が並外れて高いというわけではなく,読み飛ばしていたということを知りました。

実際に文字を早く認識できるようにトレーニングを促すとある本を自分のバイブルとして毎日練習していたんですけど,いろんな読書法を調べていく中でそのような方法はマイノリティであることがわかっただけでなく,その本の内容に対していろいろと違うなと思う点が浮上してきました。

その本を妄信していた私にとってかなりショッキングな出来事でした。それからのインプットでは「ほんとかな?」「それちがうんやないと?」というような疑いの目を向けながら行うようになりました。

疑い始めたきっかけ②

きっかけはもう一つあります。それは生産性について調べているときにも起こりました。

時間術の本を今までに複数紹介してきました。とにかくあの時の私は物理的に時間を生み出す方法ばかり模索し続けていました。

その結果睡眠時間を削るという方法に行きつきました。

実際にこの世の中には私と同じ考えを持った人はそれなりにいたようで,Googleで検索したり,YouTubeで検索したりすると多数ヒットしました。

いろんな本を読み,Googleなどの情報と照らし合わせた結果,どうも朝の頭がさえている時間に仕事をすればよいというようことが分かりました。

私は5時起きをするために大音量の目覚ましで跳ね起き,まだ目が覚めていない自分の顔を強めに叩いて目を覚ましていました。

そんな中,メンタリストDaiGoさんの動画を拝見しました。

タイトルは「7時より前に早起き意味ない むしろ有害」というものだったと思います。

私は膝から崩れ落ちました。

何を信じたらいいのか

以上,私のショッキングな出来事をお話ししましたが,疑ってばかりでは先に進めません。何をどうやって信じたらいいのでしょうか。

結論,何を信じてもいいのです。めちゃくちゃ無責任に感じると思いますが,自分で調査して,納得できる情報に出会えたのならそれを信じて前に進みましょう。

しかしその情報は必ずしも真実であるかはわかりません。

「従来の常識では○○でしたが,最近の研究によって△△だったことがわかりました」っていうようなニュースをたびたび耳にすると思います。

だからその情報が間違いだったと知った時に速やかにシフトしていけばいいのです

柔軟に自分の考えを変えていきましょう。

疑うことのメリット

 ・インプットの質が上がる

 「へえそうなんだぁ」と感じながら学習している間はそこまで大きな学びは得られないと思っています。学習の際には「ショッキングな出来事」が頭に残りやすいものです。

例えば,合コンに行った際に,特に目立つことのない地味男子が「趣味は読書です」なんて言っても絶対覚えてないですよね。
「ボクシングやってて学生チャンピオンになったことあります」なんて言われたらびっくり仰天!その人の存在を忘れることは二度とないでしょう。

本の内容に対しても大事そうなところをただ受け入れるだけでなく「なんで?」「いや違うでしょ」「俺とは対照的な意見だな」など,感情をぶつけながら読むとより頭に残りやすくなります。

結果,思い出しやすくなり,良質なインプットに繋がるのです。


 ・だまされるまでの時間稼ぎができる

だまされないとはあえて言いません。あなたをだまそうと考える人はあの手この手を使ってきます。超天才に(例えば某メンタリストの方とか)本気でだまされにかかったらひとたまりもないでしょう。

本気で疑うことにより,まずは自分で調べます。
すると相手の話が虚偽であった場合,いくつか矛盾する点が生じます。
それを追求したら相手がそれっぽい説明をする
調べる

っていうのを繰り返せばこちらが調べてなんの矛盾もないところまでいくことでしょう。そうなれば信用すべきであると感じます。

納得して信じることが出来ると思いますし,相手との信頼関係を築くことが出来ます

これで,だまされていたとしてもかなり時間を稼げるはずです。周りが気づいて救いの手を差し伸べてくれる可能性もあります

まずはだまされないように徹底的に調べ上げることが大事ですが...


疑うことのデメリット

 ・疑っていることを口に出したら嫌われる

「お前それほんとなん?」「いや,嘘やろ」「考えが合わんわ」などいつも否定的に返事をしていたら確実に友人はいなくなります

疑う姿勢は自分のためには絶対に必要だとは思いますが,それは心の中にぐっとしまい込みましょう。

相手がいない時にその真相をこっそり調べればいいのです。

 ・動き出しが遅くなる

疑ってばかりで「あれは違う」「これは違う」と言っているままではずっと行動できなくなります。

信用できないのであれば,自分に危害が及ばない範囲で動き出してみることが大事です。

しかし,時と場合によっては「いや,これ絶対無理でしょう」っていう方法にチャレンジすることも大切です。

そのチャレンジが自分の常識の範囲を大きく超えた働きをもたらしてくれるかもしれません。


万物二者択一

コインには表と裏があるように,どんなものにも裏と表があります

いろんな研究を見て思いませんか?

私がなんじゃそりゃって思った研究のうちのひとつにスタンディングデスクに関するものがありました。

「座り仕事を長時間続けると姿勢が悪くなり,健康に悪い。だからスタンディングデスクおすすめ」
一方で「立ち仕事を長時間続けると,腰に負担がかかり健康に悪い。だからスタンディングデスクおすすめしない」

なんじゃそりゃって思いませんか?笑

まあこのスタンディングデスクの例を見て思うのは,片方を取ったらもう片方は選ぶことができないということです。

研究や調査というものは調べる人の期待する値が出てきやすいのかなと思います。だから私たちは「研究がこうだからこうしないとダメなんだ」と行動指針を定めるのではなく,「研究がこうだから,こうしたほうがいいのかもしれないなぁ。」と考えるぐらいがいいのではないかと思います。

私はよくメンタリストDaiGoさんのチャンネルで言っていること,自分の意見とを比較しています。

研究では実際にはこうなっている
→実際問題最善はこうだ!
→研究とは違うがこっちのやり方を貫こう!

という考え方です。

自分は睡眠に関することでこの対立が起きました。

実際に4~7時の間は睡眠のゴールデンタイムであり,その時間帯に起きて作業をするのは非効率だというような研究があるそうです。

DaiGoさんの「7時起きは有害」というチャンネルを見た時には衝撃でした。

しかし,多くのサラリーマンの方や,私のような学生が自分に投資する時間を作ろうとしたら,夜遅くか,早朝になるでしょう。

私は夜が弱いので毎朝6時から自己投資のルーティーンが始まります。

ゴールデンタイムを1時間失うことにはなり,研究の数値的に見たら効率が下がるのかもしれませんが,自己投資の時間を手に入れました。

それより早く起きるとさすがに影響が出てきそうなので6時から早めることはしません。

要は,10か0かじゃなくていいということです

一般的に真実とされているものの中から自分が選ぶ最適の方法を生活に組み込んでいくことが重要です

まとめ

以上,疑うということについて書きました。

本日の私の主張をまとめていきます。

私は本やYouTubeチャンネルによって,今まで妄信してきた出来事を完全に否定された経験がありました

それを機に最初からすべてを信じるのではなく,疑いのまなざしをもって,自分なりに調査し,納得してから信じるような習慣が身に付きました。

結果,インプットの質が向上し,よりよい学びができるようになりました

すべてのものは二者択一であるから,片方を完璧にとったらもう片方を完璧にとることができないので,そのパーセンテージは自分の信念やライフスタイルに合わせて調節しながら組み込むことが大切です。

そして一番大切なのは,自分が信じていた情報が間違っていたと納得できた時,すみやかにマインドシフトすることです。

柔軟な考えとともに学びのある人生にしていきましょう!

以上で終わります!

本日もここまでご覧いただきありがとうございました!

ryoka







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