見出し画像

新しい人生設計

こんにちは!ryokaです!

本日はLIFT SHIFT第3弾「新しい人生設計」と題して紹介していこうと思います。

私たちの将来

ただ漫然と言われたことをこなしていくスタイルで企業に雇われるだけの仕事のやり方では時代の流れに取り残され,資産を失うことになる危険性があるということは過去の2記事でも紹介をしました。まだご覧になっていない方はそちらからご覧ください!

日本では終身雇用制度はなくなりました。

使えなくなったら容赦なく首を切られてもおかしくはない社会です。
(学生の私からしたら本当に恐ろしい)

最新の情報を常に取り入れ,時代に即した新しい技術を随時身につけていく必要があります。

そのために重要なのが昨日の記事で紹介した無形の資産です。

多くの移行期間を経験せざるを得ない私たちは,最初から変身することを想定したうえで人生計画を組んでいく必要があります。

本書では1971年生まれのジミーと1998年生まれのジェーンの人生のシナリオを著者が想定する未来の状況と併せて紹介しています。

勤労人生があと半分ほどとなったジミーがなんの投資もすることなく退職するまで生活した場合,貯蓄が底をつき,スキルも人脈も乏しいため再就職も難しく,かなり困窮した生活を送ることになることが危惧されています。

一方で,途中からの変身を試みてスキルの習得や人的ネットワークの構築の努力を行った場合,貯金額の切り崩しを遅らせることができ,それなりに幸せな生活を送ることが出来ました。

これから社会に出るジェーンは長い勤労人生を送ることと,将来的に金銭的な不安を覚えることは目に見えてわかっていたため,絶えず常に生産性資産獲得のための努力を行う必要がありました。休日を「娯楽 レクリエーション」ではなく「再創造 リ・クリエーション」に投資することにより,必要なレベルのスキルを維持したり,旅に出て人的ネットワークを構築し,新しい経験をしたりして,主体的に学びを得る人生を過ごしました。

以上ジミーとジェーンの将来設計をざっくりお話ししましたが,「人的ネットワーク,人脈」「貯蓄」「スキル」という言葉を連呼したことはお気づきでしょうか。

今後,可能性にしばられない人生を送るために重要な要素となっておりますのでそれぞれについて紹介していきます。

 結局のところ人生は金次第

 残酷な小見出しですみません。全部が全部そうではないですが,結局お金です

お金がなければ生きていくことが出来ません。
(野生ですごすなら話は別ですが)

衣食住を満たした人間としての生活はほぼ不可能でしょう。

また,お金が足りなくなって再び働こうにもスキルや人脈がなければ何も始めることが出来ず,それを築くためにはやはり多少のお金は必要です。

引退後に十分な貯蓄を残すことは働く人々の義務であると言えます。

そのために有効なのが夫婦ともに働くことです。

食費は大体1.5人分で済むので効率がいいんだとか

(結婚したい)

 人脈は可能性

次に人的ネットワークです。

新しい事業を起こすときにヒントをくれたり,手助けとなってくれたりする人脈を持っていることは大きな意味があります。

私がこの本の中で考え方が変わったの文章を紹介します。

社内でいわば高速レーンを走ってきた人物ではなく,社外の幅広いネットワークに目を向けて,革新的で有能な人物を探す企業が増えるだろう。」     ー本書 P206 より抜粋

要するに,生産性資産を上げるために固執してきた人よりも,人とのつながりを大切にし実際に構築した人がより重宝されると言うことなのではないでしょうか。

卒業してすぐに就職してしまうのではなく,人脈をつくるために時間を投資するのもなしではないのかもしれないな

という風に考えが変わりました。

 スキル

 変化が激しい社会でスキルを身につけることは,長期的に効果を発揮するため,何よりも重要であると言えます。

 日常的に新しいスキル獲得のための投資を惜しんではいけないとこの本を読んで1000回ぐらい思いました。

 私が思う最大のメリットはなりたい自分になるための選択肢を得ることができると言うことです。

例えば中卒の人が医者になることは無理だけど,東大を卒業した人はアルバイトで一生を送ることもできます。単純に選べる生き方が増えると言うことです。

もし土木専攻の私が建設コンサルタントとなって働きだしたとしましょう。建設に関する知識しか持っていない場合,その会社が死ぬほどきつかったり,業界全体的に私の求める理想の条件から激しく逸脱していたりした場合,我慢するしかありません

別の生き方を選ぶためには技術が必要なのです。

新しいステージ

以上のようなシナリオとそれに必要な項目について話しましたが,新しい時代が到来することで新しいライフステージが誕生します。

①エクスプローラー  ・・・ 探検するかの如く働く
②インディペンデント・プロデューサー ・・・起業家
③ポートフォリオ・ワーカー・・・人生長期戦略の核

そしてそれぞれのステージにおいて同年代の人が固まることはなく,同じステージにどの年代の人も存在するような状態になるのです。

 ①エクスプローラー

人生の転機となる「18~30歳前後」「40代半ば」「70~80歳」の時期に適しているライフステージです。

このステージの働き方を行う人々は活動と発見の日々になります。自分についての理解を深め,自分が何が好きでどういう人間であるか,得意なことは何なのかなどを見つめ直します。

例えば働き始めて「この仕事楽しい」「この仕事向いてる」「この業界間違えたな」とかいうことを考えながら日々をすごします。必然的に学校を卒業してから30歳になるまでの人がこのステージにおいて多くを占めるのではないでしょうか。

そしてこの自分を見つめ直す過程で選択はかなり慎重に行うことが重要です。「未来を見据えた質の高い教育」「スキルと関心を反映しており,なおかつ将来性のある仕事」「自分に理解を示し,互いの生活のために協力的である結婚相手」などです。

あわてて決断,ゆっくり後悔

ということわざがそのまま100年ライフにあてはまると著者は語ります。

有効なエクスプローラーのステージを生きるためには能動的に活動と発見を行っていく必要があります

 ②インディペンデント・プロデューサー

 一言でいえば起業家です。

 自分に合った職を慎重に選ぶエクスプローラーとは異なり,自分で職を生み出すような人になります。組織に雇われずに,独立した立場で,生産的な活動に携わることを目的としており,

 お金を得ることよりも専門的な知識を身につけ,生産的な活動に携わることを目的とする時期であると言えます。

このステージでは失敗を恐れなくて済みます。
失敗から多くの無形資産を得ることを目的とするからです。

自分で何かを生み出す生産力数多くの失敗に対する対応力を養うことに関心ごとを寄せる必要があります。

 ③ポートフォリオ・ワーカー

 人生の長期戦略を生きる上で重要な核となるステージです。

支出を賄い貯蓄を増やす
評判とスキルと知的刺激を維持できるパートタイムの役割を担う
新しいことを学びやりがいを感じる役割を担う

という3つの側面のバランスが取れたポートフォリオを築くようになります。

したがってこのステージではいくつもの動機に突き動かされて生きていくことが出来ます。

なるべく早い段階から準備に取り掛かり,フルタイムの職に就いているうちに小規模なプロジェクト通して実験を始めることでフルタイムの雇用からすんなり移行することができます。

私も学生のうちになんらかの形で収益を生むものを作っていきたいと思っています。

 移行期間

 これらのステージのいくつか,もしくは全てに突入する可能性があります。そしてこれらが移り変わる時期,すなわち移行期間にはやはりお金が必要となります。そして夫婦どちらも働く状態も重要となります。配偶者がいれば片方の移行期間の際,もう片方は生活のために働くというように相互に協力し合って生きていくことが可能になるからです。

あぁぁぁぁ結婚したい


小まとめ

本日は新しい人生設計とそれに必要なことについて解説しました。

多くの移行期間を強いられる私たちは時代の流れに取り残されないために「十分な貯蓄」「人的ネットワーク」「最新のスキル」が必要不可欠です。
そして「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」という新たなライフステージが誕生し,それに合わせた働き方も誕生する。
長い人生において1つのライフステージだけで生き抜けることは考えられないため移行する必要がある。
その移行期間にはやはり「貯蓄」「人脈」「スキル」が必要になってくるため,「無形の資産」への投資は惜しんではいけない。

という内容でした。

個人的には 彼女出来ないから独身でもいいや という考えが吹き飛んだということも大事な発見でした。

結婚したい!

明日も引き続きLIFE SHIFTの紹介です!
お楽しみに! 

ryoka








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?