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形のない資産とは

こんにちは!ryokaです!

本日は昨日に引き続き「LIFE SHIFT」の紹介をさせて頂きます!
今日はめっちゃ進むだろうと考えていたんですけど4章だけのインプットでした。
(長い戦いになりそうだぜ...)

では紹介続けます!

無形の資産

資産には,「お金,家,車」などのように形のある資産と「知識・スキル,人間関係,健康」などのように形のない,目に見えない資産があります。

前提として,経済的に安定している状況であることが必要ですが,無形の資産への投資を始めるとそれは結果的に金銭的資産の形成を助ける,というサイクルが生まれます。

有形資産と無形資産のバランスが相乗効果を生み,私たちの生活を向上させてくれるのです。

「家」のような有形資産はやり直しがききますし,替えが効きます。
前者を撤回可能性,後者を代替可能性として本書では取り扱っています。
買った家が気に入らなかったら売って,なかったことにできますし,別の家を買い替えることだってできます。(極論)

しかし,無形の資産は撤回可能性も代替可能性も否定されます

一度築いた人間関係は疎遠にはできても,その人とかかわった事実はゼロにはできません。

スキルや知識が必要ないからといって,他のスキルや知識に替えることもできません。

ゆえに無形資産の形成は有形資産を築くこと以上に慎重に行う必要があります。

では私たちはどのような資産に投資すべきなのでしょうか。

 3つの無形資産

 無形資産で最も重要と考える資産を著者の2人は3つにカテゴライズしました。


生産性資産: 生産性を高めて成功し所得を増やすことにつなげる要素で構成される資産。
ex:)スキル・知識

活力資産: 肉体的・精神的な健康と幸福
ex:)健康のための生活習慣,良好な対人関係

変身資産: 大きな変化をするために必要な資産
自分についてよく知っていること,人的ネットワーク

  ①生産性資産


 早期に身につけた力を頼りに長い勤労人生は生きられないと著者は言います。

 昨日に紹介した1945年生まれのジャック世代には大きな影響は及ぼしませんでしたが,1998年生まれのジェーン世代は勤労期間はおよそ60年になることが予想されています。この長いキャリアの中で必要とされるスキルは時代によって変化していくため,序盤に身につけた力だけにすがっていくことはできないであろうと考えられています。

19世紀: 産業革命時代 物的資産が主力

20世紀: 教育と人的資産が大きな価値を持つ

21世紀: 生産,消費を促進するための創造性,アイデア,起業家精神が重視される

以上のような流れを受け,「人間ならではのスキルと人間による判断」の重要性が増しました。
近年では精密な癌診断ができる機械も現れる中で,仕事が奪われると嘆く声も多く上がっていますが,

AIの力を借りることが可能となり,従来とは異なるスキルが必要になってくると考えることができます。


「情報を取り出すスキル」は人工知能に任せ,私たち人間は「高度な直感的判断」「モチベーションの向上」「意思決定」に関わるスキルの習得に尽力すべきであると言えます。

また,新しいテクノロジーが進化していく社会の中ではどのような専門技能も時代遅れになる可能性があるため,どの分野でも役立つ思考の柔軟性と敏捷性が必要になります。勤労人生の中で専門分野を変えていく必要に迫られることもあるでしょう。

このようなスキルを身につける上で他者との相互依存は非常に重要です。
ハーバード・ビジネススクールのグロイス・バースの研究によると,投資銀行の優秀な成績を誇る花形アナリストは,他の店舗に移籍した際に成績が低下する人が多く,元の業績に戻すまでにかなりの時間を要したことがわかりました。

自分の力だけが業績に影響しているのならば働く場所には全くの影響を及ぼしません。好成績の陰には同じオフィスで好影響を及ぼしあう仲間の存在があったのです。

このような人間関係も生産性を高めるための重要な資産であると言えるでしょう。

  ②活力資産

 健康に日々を過ごすこと自分を前向きにさせてくれる人自分の存在を肯定する愛などのことを活力資産と言い表し,これらは長期にわたって価値を生みます。

健康でいることというのは,これから先60年働かなければならない私たちにとっては昔の人と比べても段違いに重要です。

そのためには最新の医学情報に合わせて生活スタイルを変えていく柔軟さが必要になります

健康的な生活習慣を随時更新し,頭脳を明晰に保つこtが重要です。

一方でストレスは健康の対局であると考えられています。

職場でのストレスが心臓病のリスクを20%増加させると聞いたときは驚きました。

実際に仕事上でのストレスを抱える人は半数を超えているそうです。

彼らに共通していることは家庭と職場を完全に切り離せないということでした。

職場でプロジェクトがうまくいったら家庭内でもハッピーな気分になれる一方で,
家庭内で何かトラブルが起こった場合,それは仕事にも影響しているということが多く見受けられたそうです。

仕事でどのような決断・選択をするのか,家庭内での役割はどのように分担するのか,自分の時間はどのように配分するのかということは
健康のために,そして周囲の愛する人のためにも十分に考慮すべき課題です。

  ③変身資産

    自分についての知識

自分についての知識を身につけることで多くの恩恵を受けることができます。

そもそも自分について深く広く知るためには,他人の意見に耳を傾け,自分の中で内省するのが非常に効果的です。周囲から新しい情報をいれるだけなら誰にだってできることですが,大きな変身を遂げるには他人の意見から,従来の自分とは全く異なる視点で物の見方を一新する必要があります。

このようにして身につけた自分についての知識によって,ふさわしい行動がわかるようになり,

ありうる自己像を導く,すなわちなりたい自分へ導き,なるべきでない自分から遠ざけるための道を示す指針となるだけでなく,アイデンティティや自分らしさが失われないように働きかけ自分の人生に一貫性を持つことが出来ます。

    新しい人的ネットワーク

私たちは将来,多くの移行や変化に迫られることが分かっています。時には全く専門外の業種に移行せざるを得ない状況に立たされるかもしれません。そこで重要なのが新しい人的ネットワークです。

 自分の身の回りにいる古くからの友人たちと自分とでは知っている情報が概ね一緒であるため,新しい情報は得るには不適切です。

新しい業界の流儀を知るためにも,自らの手本となるような人であったり,同じような境遇の人と積極的に関わり,相互に成長しあえるような関係を築くことが重要となります。

この新しい人的ネットワークは変身の基盤となります。

    能動的な変身プロセス

 結局のところ,自分を一番大きく変身させるのは実際に行動を起こすことです。

学校の先生にやれと言われた宿題をやるだけではなんの意味もありません。


自分の知識を深めたり,外的要因の影響を受けたりすることによって,ただ漫然と生活してきた末に出来上がった既存の行動パターンは崩れます。

聞こえは悪いかもしれませんが,この型にはまった行動の打破をルーチン・バスティングと呼び,新しい生き方を模索する出発点になります。

この打破から学習のサイクルが始まり,自分に好影響をもたらすことが出来るのです。

小まとめ

本日は第4章 無形の資産について解説しました。

理解するのが本当に難しい。

今回はいつも以上にわかりづらい解説になってしまったかと思います。

スキルや知識といった生産性資産を得るために投資し,健康や人間関係といった活力資産の維持や獲得に十分に配慮する必要がある。
以上は撤回することも代替することもできないため,慎重に形成しなければならない。
他人の意見を取り入れ,自分の中で内省し,自分のことを良く知ることで理想の自己像への道を明確にすることができ,新しい人的ネットワークを築くことと併せてルーチンバスティングを引き起こす。
既存の行動パターンを崩すことにより,新しい生き方を模索する出発点になる。
これは激しい変化に見舞われる社会に対応するために最も必要な変身資産となる。

自分が感じ取ったことを文章にしました。正直,本日学んだことは完全には自分のものにはなっていません。

5章以降でより深い話になると書かれていたので,読み進めていくうえで理解できたらいいなと思っています。

と,同時によりわかりやすい記事を適用できれば...と強く思います。

明日も今回の続きを書いていきたいと思います!

今日もご覧いただきありがとうございました!

ryoka

昨日~本日の睡眠事情

就寝時刻 0:00
起床時刻 6:00
仮眠 なし
睡眠サイクル 4

今朝かなり睡魔が残っていた。
仮眠を取らなかったためか,夜の睡眠時間が足りていなかったためか,不明であるが,4サイクルはやはり体に負担がかかっているということを強く感じた




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