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2021.10.05 Fattoria AL FIORE 訪問 ~前編 畑~

10/1~始まったワイナリー訪問の折り返し地点、北海道を後に宮城県へ。
(生後4ヶ月の娘を家において、およそ1週間の長旅に快く送ってくれた妻には、ほんと、感謝しかありません)



un deux trois と同じく2016年創業、共に歩んできた Fattoria AL FIOREさんへ訪問させて頂きました。

沖縄からの同志CONTE_の五十嵐亮さんも合流、念願叶い一緒にお伺いすることが出来ました。



CONTE_のまこっさんも、un deux trois 創業時から長くお付き合い頂いている、まるで家族の様な関係です。
おじさん2人旅のスタートです。


まこっさんは初心者マークでしたが、とは思えない快適なドライビングで!
仙台市内から蔵王方面へ山間の道を進みます。
およそ40分の移動にて、川崎町にあるFattoria AL FIORE さんに到着。


ご存じの方も多いかと思いますが、以前は「川崎町立旧支倉小学校」で使用されていた体育館が、ワイナリーとして生まれ変わりました。

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迎えて下さったのは目黒浩敬さん、およそ半年前に沖縄に来て下さって以来の再開です。

ワイナリーへ訪問するときは、いつも張り詰めた緊張感があり、もちろんFattoria AL FIORE さんも同じくなのですが
私自身が東北山形県の出身と言う事で東北独特の空気感の懐かしさと、目黒さんも東北出身らしい穏やかな懐かしい口調で話されるので、まるで実家に帰ってきたような、ちょっと特別な感情を覚えました。



Fattoria AL FIORE さんでも丁度ブドウの収穫期真っ只中で、収穫チームは朝早く、お隣山形県(我が故郷)高畠市の契約農家さんの元へ収穫に向かったとの事。
我々は目黒さんのご案内の元、Fattoria AL FIORE さんの自社畑でのブドウ収穫に伺わせて頂く事になりました。


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自社畑は2.6ha、ワインの生産量にするとおよそ15,000本になるそうです。
プラス契約農家さんからのブドウでワインを仕込み、総生産量は80,000本弱にもなるそうです。
この規模感は、目黒さんが作り上げたチーム Fattoria AL FIORE だからこそ実現できる物だと感じました。


畑でブドウを収穫させて頂いている最中、こうも仰っていました。

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「東北はブドウ農家さんが沢山あるのだけれど、実は彼が望む価格でワイナリーへブドウが販売できているのかと考えたら、そうで無い所もあると僕は思う。
彼らがブドウ農家であり続けられる様に、適正な価格で僕はブドウを買い続けさせて頂きたい。
ワイナリーもそう。
廃校となった学校の体育館を改装して、その改装には地元の大工さん初め沢山の職人さんと一緒に作り上げたもの。

それがきっと、僕のワイン造りを通じて、地域を盛り上げて行くことに繋がるのだと信じている」


目黒さんには、人を惹き付ける、特別な魅力があります。
Fattoria AL FIORE には、地元から沢山の人が集まってきます。

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我々がワイナリーに戻り、ワイン造りの一端に触れさせて頂いたとき
まさに肌で感じるのでした。



つづく


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