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みやすいパワポはセンスじゃない、ルールだ!

研修資料。
それは読む側も、書く側も文字との戦い。

論文や書籍を引用しつつ作った資料は、気がつくと「私何が言いたいんだ?」と言いたいこと迷子になり、読む側はさらに混乱に陥り気がつけば睡魔に襲われる。

で、ガッツリ作り込んだ資料は棚にしまわれて勉強した証として鎮座するか、2度とみない資料としてゴミ箱行き。

そんな資料ばっかりだったよ。20年間。

というわけで、パワポセミナーに参加してきました。
今はパワポ使って発表とかはしないんですが、患者さん向けのパンフレット作ったり、グラレコの役に立てたい!と思ったのです。

参加してみて感じたこと

とにかく全てにおいてちょうどいい。

私はデザインの本もパワポの本も何冊か読んでいるので、きっと重複することがあるだろうなぁと思ってました。
確かに重複するところはあった。
あったけれど、じゃあ聞かなくていいとかそういうことじゃなかった。

日常業務のなかで、プライベートの時間で、ちょっとした隙間時間で資料作成をするときのデザインについて考えることに合わせた情報量がとても丁度よかった。

デザインなんて奥の深いこと、本気でやったらとてつもない時間がかかるわけですよ。
そんなクオリティの高いものが作りたいの?
いやいや、伝えたい情報を気持ちよく受け取ってもらって、それを活用してもらうためにデザインを使うんでしょ?

だったら、まずはこれですよ、どーん!
平山式、7ルール。

7つのルールをまず守ればいいよ、なんて楽すぎない?

これさえ守れば、明日からパワポ職人

グラレコに丁度いい

グラレコをやっていて気づいたのですが、講義というものは60分が丁度いい。
60分を超えるとメインテーマ以外の話が増えちゃうことが多いです。
そうすると、グラレコにまとめにくいのですw

今回の講義もアイスブレイク入れて60分、伝えたいことが絞られていて、かなり描きやすかったです。
私が描きやすいと感じた講義は、受講者の理解度や参加していて楽しかった度が高いんですよねー。

講義の長さ、伝えたいことの量、それがどちらも丁度よかったです。
描きやすくてとても助かりました(´∀`)

デフォルトのテンプレートのダサさから抜け出したい人におすすめしたい

講義を聞いていて思ったのが、パワーポイントのテンプレは配置、文字、色全てにおいてダサいのだということ。
そして見えにくく、伝わりにくい。
どんなに頑張って準備しても、いい内容を作っても「ごちゃごちゃしてよくわからなかったなー」とか「読むだけでお腹いっぱいだった」となってしまっては、届けたいことが届かない。

私たちは職業柄、テキトーな情報を扱わないことを強く教育されてきた。
だから、正しい情報を伝えようとして溢れんばかりの文字を載せたスライドや資料を作ってきた歴史がある。
でも、もうそろそろそこから抜け出しても良いんじゃないだろうか。

正確な情報は確保しつつ、デザインの力で伝わりやすい資料を作る。
そして届いた情報が、受け取った人の役に立つ。
そうやって「専門職は何言ってんだかわけわかんないよね」と言われる世界から卒業していくのだ。

そんな講座は第2回が開催予定だそうです。
ダサパワポから60分で抜け出せる講座、おすすめですよ〜。

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