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障害の説明は絵本くらい柔らかく【読書感想:義肢をつけたらどうなるの】

昨日、息抜きに読んだ絵本がなかなか良かったので簡単にご紹介します。

ぽるぷ出版という、絵本の出版社から出ている「義肢をつけたらどうなるの?」
図書館で見つけた本です。図書館は、こういう本の出会いがあるから本当に好き。興味のある本にふと出会える上にそれが無料で読めるとか最高。

優しいことばと、わかりやすい表現で義肢について書いてある絵本です。


断端形成や管理についてや、義肢は作り直していくことも書いてあるので
義肢装具を初めてつけることになった人に向けた本としても良さそうに感じました。


一般向けのパンフレットって出来るだけわかりやすく作っているのだけど、それでも全く知らなかった人からすればわからないことがいっぱい。
大切なことを伝えるたい医療者側と、それどころじゃないショックの只中にいる当事者さんの間を埋めるのに、絵が多くて柔らかい表現の絵本はちょうど良いんじゃないかと思います。

あとは、医療側が説明する時の表現の参考にもなるよね。
ついつい専門用語使ったり、言い回しがわかりにくかったりなっちゃうから。

このシリーズ「からだとはたらくどうぐたち」は
・車いすにのったらどうなるの?
・義肢をつけたらどうなるの?
・補聴器をつけたらどうなるの?
・歯の矯正をしたらどうなるの?
・メガネをかけたらどうなるの?
となっております。

次は車いすを読んでみたいなー。


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