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最近読んだUXの幅が広がる本たち

人と「違う成果」のためには人と「違うインプット」をしなければと思い、UXド直球ではない本を読み漁っています。

・行動分析学入門―ヒトの行動の思いがけない理由

この本の面白いところは「心」に目を向けるのではなく「行動」に目を向けることで行動の直後で何が変わったのか(行動随伴性)という考え方で人のしぐさを見ていきます。

行儀が悪い、やる気がないなどメンタル的な部分に原因を求めるのではなく、行動が起こっている現在の環境要因に原因があるとし行動を分析していきます。

・FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学

最も意外な発見は人の本音は「足」に出るということ。首元を隠したり、アゴを触ったり、それらが何を意味しているのかを解説しています。

おかげで最近人の足ばかりを見るようになってしまいましたが、想像以上に皆さん正直ですよ。

・物の見方 考え方

松下幸之助氏の著作です。UXはあまり関係ないですが、人としての在り方が参考になります。もちろん書かれたのがだいぶ昔なのでちょっと時代錯誤な部分も。それでも通底して変わらない真理がありました。

・安心社会から信頼社会へ

TakramのPodcastで知り、ポチりました。日本人は「和」を大切にすると言われますが、実は特定の実験ではアメリカより個人主義をバンバンに出してきます。そう言われてみれば…となる部分が多いです。

自分への利益がほぼ確定の場合のみ、日本人は集団に対して貢献するが利益が得られないとなると、途端に貢献どころか裏切りまでする。日本型システム恐ろしいです。相互監視社会、やめようぜ。

・マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術

プレゼントレーニングの講師から紹介してもらいました。目からウロコが満載です。「プレゼン」と「報告・共有」の違いが分かりますか?惹きつけられるプレゼンとそうでないプレゼンの違いは何でしょうか?

最も大切なのは「コア(どんなハッピーな未来を描き)」と「メッセージ(どんな行動を取って欲しいのか)」です。

エンジニアだった著者がここまで登り詰めた過程が書かれており、実践的なプレゼン術です。

どれくらいプレゼンが変わるかはここに実例があります。

・黒本 四

社会の黒い部分がまとまっている本です。高城剛のシリーズ物で、日本のニュース(もはやほとんど見ていない)に騙されない目が養えます。



ちょこちょこメモ代わりに書いていきます。



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