どちらかというと私も夫も穏やかなほうだ。あんまり怒らないし、ケンカもこの数年は減っていた。……のだけれど久しぶりにケンカっぽいことをした。

きっかけは毎日の食事だった。

これ。
夫が休みだからと言って妻も休みとは限らない。当たり前である。
忙しそうにしていたら、代わりに作ろうとしたっていいんじゃございませんこと？　100歩譲ってデリバリーとかでもよくない？　私はケンタッキーが好きだからそれが夕飯でもまったく構わない！
というか、当たり前のように毎日ごはんが出てくると思っているみたいだけどそんなことないからな！？　
実際のところ世の主婦のみなさんどうなのよ？
毎日作ってるんだとしたらもうちょっと休んでもいいんじゃない？
というか、実際のところ、主婦のみなさんはどれだけ夕飯作っているの？
……と思い、Twitterでアンケートを取ってみた。

小さいお子さんがいらっしゃる家庭はちょっと勤務形態も違うだろうから…ということで「フルタイムで勤務」という条件を入れました。
個人的には働くママには「ご飯作らなくても旦那は死なないからさ…子どものことだけでも大変だしちょっとでも休んでくれよ…」と思う。でも、ママはできるだけおいしいものを食べてほしい…。パパは何かおいしいものをお土産に買ってきて……。
（この辺りはお子さんがいくつか、何人いるかでも変わってきそう）

「惣菜など買ってきたものを出すのは除く」というのを入れたのは個人的な事情です。
私があまり惣菜が好きじゃないのと、夫も嫌いということで、我が家であまり食卓に並ばないので。
ただ、いただいたコメントの中にもいくつかあったのですが、作り置きに関してはありかな、と。なぜなら自分で作っているから！

アンケート結果を見た感想としては
「みんながんばりすぎやで…」
ということでした。
毎日作っている人が26%もいるなんて！　がんばりすぎやぞ！　と言う気持ちでいっぱいです、正直。
「週に４～６日」が一番多いだろうと予想していたけれど、その次に多いのは「週に１～３日」だと思っていた。

「自分だけで作るなんて無理！」とおっしゃってる方がいらしたけど（この方は週の半分ぐらい旦那さんが作るとのこと）、本当にそうで。
たまに泣きたくなる。
「君と同じぐらい働いているのになぜ私にだけ家事という仕事が更に乗っかってくるのか？」
ほかにも同じようにがんばっている同志がいるのかと思うと心強いけど、徒党組んで「がんばろう！」と言っている場合でもない。
望むのは「家事の完全分業」。ひとりでがんばり続けたらいつまで経ってもしんどいだけなのだ。
とは言え、今の感じだと難しいんだろうなあ。
私たちの子ども世代になるとだいぶ意識が変わっているんだろうか、と育った環境や世代のせいにしてしまうのはあまりに救いがない。

正直な気持ちでまとめてしまうと言葉が雑になってしまうけれど、とりあえず言いたいのは
「家事は女の必須任務ではないんだぞ？」
ということ。
そう言った意識の改革が少しずつなされていけばいいのになあ、と思う。