見出し画像

「みんなのヒーロー」と「自分のヒーロー」

何かとバタバタな月末。


昨晩はマンガHONZの定例会に参加しました。

レビュアーの方々といろんなお話をして

というか、わたしはもっぱら聞き役ですが・・・

いろんな情報の共有の場になってます。


ずっと不思議だった謎について話が出ました。

「ゲーム実況」がなぜ流行っているか?です。

ゲーム実況とは、ゲームをやっている人が動画をユーチューブなどにのせ、

視聴者がそれを見るという行為です。


最近ゲームをやっていないせいか

何が面白いんだろ?と疑問だったんです。

ゲームは自分でやったほうが

おもしろいんじゃないか?と。


「自分はめんどうなことまでしたくないけど、

観客として楽しむことなんでしょうね」


子供のころゲーム機を買ってもらい熱中してやっていました。

兄弟取り合いで「俺にやらせろ」と・・・

まさにゲームは「やる」ものでした。


でも今は

ゲームも映画やライブと同じく

「観て楽しむ」という行為が

当たり前の時代になっていたわけです。



確かに子供のころ

インベーダーゲームやドンキーコングが

駄菓子屋の店頭で50円くらいできた頃

貴重なおこずかいの300円は駄菓子を買うのが優先で

せいぜいゲームは月に1回やるくらい。

あっという間にゲームオーバー。


田舎の富裕層でゲームにお金を使う事ができる友達は

何度もゲームができ、腕をあげていってたので

「うまいなー」とか「すごいなー」と嫉妬しながら観てました。


私は観客で

友達はまさに「ヒーロー」


そう考えると

ライブにいったりプロレス観たりするのも

自分の「ヒーロー」探しか。


昔は近い友達やTVくらいしか情報がなかったですが

今はネットを通じ世界中の情報がはいってくるわけです。

自分だけのヒーローが探せる時代か・・・。


逆に言うと、情報が細分化された今

「みんなが知ってるヒーロー」は作りにくい時代なのかもしれません。


それでも、みんなが知ってる「ヒーロー」をつくりたいです。











いつもありがとうございます。 サポートいただけると、漫画家寿命が1日伸びる気分です。 これからもずっと、noteがんばるぞ!!