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「才能」と「天才」というキャッチコピー

昨日は鶴瓶さんの「家族に乾杯」を観ました。

福島の81歳のおじいちゃんが出ていて

「夢がある

歩いて自宅から那須連峰まで歩いていきたい

そのためにマウンテンバイクで日々鍛えている」と


そして自分のこと「幸せです」と。


「うらやましー!」と思いました。

自分が81歳まで生きれたら。こういう感じになりたいなぁ。と。


ちょっと前までは

私の「うらやましー」は100%、「売れる」とか「お金持ち」でした。

そのためには「才能」とか「天才」という商標が必要なのかな?

と思っていました。

たぶん必要です。


ただ、最近は「才能」とか「天才」という言葉を

意識的に使わないようにしています。


今まで私は

「才能ある」とか「天才だ」は

自分にくらべて「私にはない力がある」ということで

嫉妬や羨望から発した言葉でした。

その「嫉妬や羨望」のキャッチコピーのように使っていました。


でも、よく考えたら

こんな私を基準にして発した言葉ですよ。

言われた当人にしてみれば、

「なんでお前が基準?俺の基準違うし、

安易に祀り上げてんじゃねーよ」

と思うのではないかと思ったからです。


それに私もこの言葉を使えば安易です。

「かないません」と、白旗をあげるだけなので。

それもちょっと悔しい。


だから最近は使うの極力やめました。



「すごいな」とか「おもしろいな」とか感じたとき

「うらやましー」と思い

「なんで、オレ思いつかなかったんだろ」と思い

「オレだったらこういうにできるかな?」

「がんばんなきゃ」と思います。


81歳のおじいちゃんに

どんな人生があり、どんな苦労があり

ここまで来たかわからないし

そこまで知ろうとも思いませんが

今が楽しそうなおじいちゃんは

「すごい」と思いました。


歳をとればとるほど「すごいな」と思う人が

増えていきます。












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