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中身のない旅行、でも達成感だけは負けない

2投稿目でございます。

これ、twitter(頑なにXと呼ばない)とは違った緊張感があるんですね。

わたくし、twitterではできるだけ端的に・シンプルに気持ちを表したいと思ってて、いつも簡潔な言い回しを探してるんですけど。その点noteは思いのままに書けるんだなーって。余計な個人情報まで口走っちゃうんじゃないかって心配だわ。

じゃあ今日は、2023年も終わりかけということで、今年の8月に行った韓国旅行のことを書きます。

韓国、初めてだったんです。しかも一人で。
きっかけは推しのコンサートが開催されることでした。発表された瞬間にホテルをおさえ、今まで会えるチャンスを見送ってきた分、すご~く熱心に準備しましたね。

でも、当日が近づくうちにすごく心配になってくる。初の韓国一人で行けるの?とか、ぎりぎりの韓国語で大丈夫か?とか、そもそもチケット取れないの絶望的だね?とか。

いろんなことを悩んだ結果、前日には「お金とパスポート、スマホと地球の歩き方があれば何とかなるか~」のフェーズに入ってました。我ながらたくましい(結局チケットは手に入れられず、でも行く)。そのノリで出発。

韓国って近いよね。本州に住んでる人なら、沖縄とか北海道よりも行きやすいんじゃないかな。飛行機で割とすぐ到着しました。
上陸してまず、「山!」って思いました、ソウルではこんなに山々が主張しているなんて。

10:00くらいに着いて、まずHYBE INSIGHTっていう推し界隈の展覧会的なのに行きました(分かる人は分かる)。
地下鉄移動に時間がかかり、14:00くらいにようやくお昼を食べました。注文するの怖かったです。韓国語でいくか英語でいくか迷い英語で頼んだところ、しっかり韓国語で返され、とりあえず笑っておきました。

15:00くらいに一足早くホテルに行こうと試みる。最寄駅からの道のりで40分ほど迷い、きっと地下鉄一駅分は歩いた。やっと到着した時は、冗談でなく「生き延びた」と思った。
チェックイン、、、とスタッフの方に話しかけると、韓国人と思われたのか呪文のような韓国語が。私がワカリマセーンという顔をしていたので、「Can you speak English?」と聞いてくれました。優しい。

部屋に着いて落ち着いたところでtwitterを見ると、「推しに会ってくる!」という人のるんるん♪ツイートが7割と、「今韓国危ないらしいよ、渡韓してる人気をつけて」の注意喚起ツイートが3割。

う~ん、両極端^^ そして危ないね?^^ このTLで、コンサート羨まじぃとなるべきところ、私の中では不安が勝ちました。心配性なんで。
実はこの日、というかこの週、ソウルで通り魔事件が多発してる状況。それもあって早くチェックインしたんだよな。うろうろするのもどうかと思い、少し部屋で寝ることにしました。(時差はなかったのに、です)

18:00頃に起きて、晩ごはんが無いので、戦に向かう気持ちで近所のコンビニへ買いに行く。コンビニは日本と似てましたね、店員さんの態度も含めて。外に出てちょっと気分転換になったのか、不安を取り除いて帰って来れました、夕方のソウルけっこう好きだったな。

戻ってご飯食べて、コンサートが終わったころにtwitterを開くと、最高にかっこいい推し(を収めた動画たち)が。
ああ。正直な感想、羨ましかった。自分は人生で一番推しの近くにいるのに会えないんだね?うん、そっかそっか、人生人生。と、一人部屋で悲しむ。

と同時に、「いや、やっぱ危なくね?通り魔」と翌日のフライト予定を見つめました。念のため早い便にしようかしら、でもせっかく来たしな、どうしようか。
考えた末、早いのを取って、寝ることにした。そうだ、安全が一番だ。
ソウル滞在、ほぼたったの24時間!まあでも初めてだしこんなもんだろ、「(生きて)帰るまでが遠足」ですからね。

で、ベッドに入ったものの、寝れないんだよ。そりゃね、行きの飛行機でもホテル着いてからも、普段よりこまめに睡眠取ってるんだから。
1時間ほど寝よう寝ようと自分と格闘し、でも眠れないからスマホを見たりなんかして、次の日、
寝坊しました。

まじでやったよね、そりゃ朝苦手だけど、旅行先だぜ?起きるだろ!さんざん悩まされた緊張と不安はどこいったんだよ!
顔も洗わずにチェックアウト、最寄り駅まで走りました、そりゃあもう現地人のように。乗った地下鉄で、昨日とったフライトに間に合わないと判明。わざわざ取り直したのにまた便を変えることに。

結果的に空港でつぶす時間が長くなり、数時間をお土産選びに充てる運びとなりました。いやー、空港のエンタメ性って大事だね。さすがに日本人も多いし、安心して練り歩きました。
そこからは問題なく進み、無事帰国。

こんな感じでした、忙しないなぁまったく。
KPOPファンの「渡韓」って、推しのいる地に足を踏み入れた、そういう感動をかみしめるものじゃなかったっけ??中身のないnoteだなと思った方、中身ないのは私の旅行だよ。入国!→山!→(申し訳程度の)推し!→事件怖い!帰ろう!→寝坊やべぇ!→帰国! みたいな。これ以上ない「弾丸」。何にも命中しませんでしたが。

でもね、この結果でも案外満足してるんです。推しがきっかけでもなければ行動できなかったと思うし、何より「次」がちょっとだけ怖くなくなった。経験するって偉大だ。

これ以来、他の人からどんな韓国旅行の話を聞いても、「このスリリングな旅に⋯勝てるかな⋯⋯?」と変な方向に自信を持つことができます。
そんな参考にならない旅日記、読んでくださりありがとうございます。
ではまた。