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愛知・岐阜への2泊3日の旅で、Audible初体験

こんにちは。東京に住むテレワークの会社員です。金曜日~日曜日の3日間で、愛知・岐阜方面に2泊3日の旅をしました。その旅程について記録します。

今回の目的は、「博物館明治村」です。

100万m2という広大な敷地に、各地から集めた歴史的な建造物が展示してある野外博物館。古い建築物を眺めに行きました。

1日目:金曜日

この日はホテルへ移動するのみです。中高年の旅行は、無理なスケジュールを立てないことが重要です。5時半に起き、6時~11時まで仕事をし、ササッとしたくをして11時半に出発しました。

「博物館明治村」の付近でホテルを探せなかった私。岐阜県可児市のホテルを予約しました。そんなはずあるかな?探し方が悪いのか、たまたま空いてなかったのかな。条件としては、トイレ付、大浴場付き(温泉でなくてもよい)の2つだけなのですが・・。ということで、新幹線と名古屋鉄道を乗り継ぎ、4時間近くかけて、岐阜県可児市のホテルへ。

ところで、最近やっと、audibleデビューをしました。

Amazonが提供する、本の朗読を聴けるアプリです。

私は電車やバスのなかで本を読んだりスマホをいじると乗り物酔いをするので、酔い防止のため、読書をやめて「聴く」ことにしました。これが、今までやらなかったことを後悔する大正解。私が旅行中によく具合が悪くなっていたのは、乗り物酔いの影響が大半だったようです・・。今回の旅行では乗り物に乗っているときはいっさい目では本を読まず、「聴く」ことに徹したところ、まったく具合が悪くならず、絶好調。夜もぐっすり眠れました。青天の霹靂です。気づけてよかった。

今回の旅行中に聴きはじめたのは、「同志少女よ、敵を撃て」。

周囲で評価が高かった本ですが、戦争の話なので躊躇していたところ、audibleのメニューに入っていたので聴きはじめました。ナチスに母親や仲間を殺された18歳のソ連の少女が、狙撃兵としての訓練を積み、参戦する話です。少女兵というシチュエーションは萌え設定のようにも感じますが、ストーリーには引き込まれます。難しい語彙が出てこないので、朗読で理解ができ、情景をイメージしながら聴けるのもちょうどよいです。会話だけで話が進行するシーンも多いのですが、朗読の方が絶妙な声音を使うので、誰かのセリフだとわかります。

そんなわけで、本を「聴き」ながら岐阜県可児市に到着。15:30頃には今回宿泊するビジネスホテルに到着しました。

夜ごはんには、ホテル近所で評価が高い「リュックカフェ」に行ってみました。

おいしそうだったので、ついつい夜にパンケーキ。ほかのメニューも惹かれるものが多く、再訪したいカフェです。可児市に宿泊することは2度とないかもしれないが・・。

2日目:土曜日

この日は目的の明治村に行く日です。ホテルから電車とバスを乗り継いで1時間ぐらいかけ、10時ごろに目的地に到着しました。

明治期の建築物を見て思うのは、昔の日本人はみな小柄だったんだなぁということです。男性で160センチ、女性は150センチぐらいが平均身長だったようです。身長に影響を及ぼすのは栄養状態です。

明治時代の台所。

ちまちま感があります。「おしん」を思い出します。

明治時代の診療所。

私の写真だと伝わりづらいですが、本物を見るとびっくりするぐらい、こまごま・ちまちま感があります。

油屋を営んでいた東松家住宅。

女中部屋は梯子で出入りするようになっています。

女中さんが中に入ると梯子は外されていたようです。怖いですね~。建前としては「若い娘さんを守るため」だったようですが、完全に監禁だし、梯子を持っている人から襲われるじゃないかと。

ハレの食事の再現。

ばらずしは私の母もよく作っていました。

お昼すぎ、広大な敷地の3分の1程度回ったところでスマホの充電が少なくなり、道中audibleが聴けなくなるのが嫌さに、観光終了してホテルに戻ることにしました。「同志少女よ、敵を撃て」にはまってしまって、頭の中の半分ぐらいは同志少女で占められております。明治村は一部しか巡りませんでしたが、広大な敷地を歩くのでよい運動になったし、女中部屋が見れたので良いことにしよう。またバスと電車を乗り継ぎ1時間ほどかけて、14時ぐらいにはホテルへ帰還。いつもの海外ドラマを見たりしてゴロゴロしました。いつもの休日と同じだ。

3日目:日曜日

9時半ごろホテルをチェックアウトし、名古屋駅で夫へお土産のういろうを買ってまっすぐ帰宅しました。

帰りの新幹線のおともは、ソーセージ、柿の葉すし、白ワイン(少しだけ)です。新幹線のなかではどうしても飲み食いがしたい私。ごはんどきに新幹線の時間になるよう、いつも調整しています。14時ごろには自宅に到着しました。

今回の旅行ではいつもと違ってまったく具合が悪くならず、ホテルで熟睡できましたし、自宅に帰って寝込むこともありませんでした。すべては乗り物酔い防止のために電車・バスで本を読まず、「聴いて」いたおかげです。なんと便利な世の中でしょうか。本当に気づいてよかった。これから、移動時間にかかるストレスがなくなり、ますます旅行を楽しめそうです。

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