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恋愛は人を盲目にして冷静な判断力を失わせる

車輪の国名言集、第15弾。

シェイクスピアの言葉にも「Love is blind.(恋は盲目)」とあるように、人は恋していると物事を冷静に判断できなくなります。

みなさんの中にも、「あの人と付き合うのはやめたほうがいいよ」と友人にアドバイスされた経験がある人もいるかもしれません。そういう場合、ほとんどと言っていいほどその友人が正しいことが多いです。

普段であれば冷静に見れているところも、恋に落ちるとそれができなくなってしまいます。その結果、悲しい恋愛をして、自分が傷ついてしまうのです。

しかし、これは恋愛中に限ったことではありません。基本的に人間は、自分が冷静に判断していると思っていても、できていない場合がほとんどなのです。

人間は感情の生き物と言われるように、人間は感情をベースに物事を判断しています。どれだけ合理的に理屈をつけて考えているつもりでも、無意識のうちに感情が混じってしまうのです。

それを避ける方法はありません。たとえ理論立てて導き出した結論でも、それは自分の都合のいいような理由を後付けで探しているに過ぎないのです。こればっかりは仕方ないと諦めてください。

しかし、この事実を知っているのと知らないのとでは、大きく違います。人間はそもそも合理的に最善の判断をできないと知っていれば、それも考慮して人生の選択をすることができるのです。

自分は往々にして間違える。半ば諦めに近い気持ちを持っていれば、思い通りにいかないことがあっても、仕方ないと済ませることができます。心にも余裕ができるのです。

逆にこの事実を知らないと、目の前で起こる一つ一つのことに振り回されてしまいます。逆説的ですが、自分の人生をある程度コントロールするには、自分ではコントロールできないと理解することが大切です。




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