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今日は(明日は)何して遊ぶ?〜講演前の心掛け〜

明日は2年ぶりに小学生の前に立つ。僕が講演前にいつも心掛けていること。

『今日は何して遊ぶ?』


先生から求められていることももちろん大切だけれど、やっぱり子どもたちの方を向いて授業をしたい。『何して遊ぶ?』と優しく語りかけるくらいのゆとりをもってその場に立ちたい。

大人にゆとりがあれば子どもたちもきっと、想いを吐き出しやすくなるはずだから。

話す時のイメージ

この2年で、講演のバリエーションは広がった。オンラインが浸透し、全国どこへでもリアルタイムで届けられるようになった。

「その場にいないけど、いる(いられる)」

確かにメリットはあるけれど、子どもたちにとってこの感覚に慣れることは大人以上に難しかったんじゃないか。そんなふうに思う。

もしかすると昨年春の一斉休校の後、終始リモートを続ける大学に対して幼稚園(保育園)や小学校がいち早く学校での授業(保育)を再開したのには、そんな配慮もあったのではないか。そんなことを勝手に思う。個人的にはそうであってほしい。


この期間で”対面”の価値は確実に上がった。遠くにいてもすぐに顔を見て会話ができるからこそ、同じ場所に行ってまで届けるという意味を考えずにはいられない。限られた時間の中で何を伝えるか。

「この1年半みんなよくがんばったね!」

明日はテーマの裏にそんな想いも言葉に乗せて、優しくフワッと届けていきたいと思う。

せっかく同じ場所にいるんだから、あるのは優しさだけでいい。

僕を通して、いろんな人がいろんな可能性を持っていることを少しでも感じてもらえたらいいな。そして9歳、10歳の自分に果てしない可能性があることも。

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