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春らしいけど春が来ない時に春を呼ぶ、まほうの言葉

それはもうこれに尽きると思う。

ありがとうと感謝すること。

大丈夫!と信じること。

世の中は春っぽいんだけど自分には春は来ないな〜という時に騙されたと思って試してみてほしい。

さてさてここまでは軽い前段として、これら『まほうの言葉』は僕が小学校で授業をする際に必ず伝えていることでもある。

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きっかけは今から2年前、偶然に必然が重なった出会いにより【オリンピック・パラリンピック特別授業】の一環として、とある小学校に呼んでいただいた時のことだ。(※今のカリキュラムには4年生になると"障害"について学ぶ授業があるらしい)

僕は授業が決まるとよりその効果を高めるため、そのクラスについて可能な限り徹底的にリサーチをする。クラスの目標や普段の様子、今回ここだけは伝えてほしいと思うことや先生が(子どもたちとの関わりで)大切にしていること&反対にこれだけは禁止していること、など。

この時の依頼もいくつかあったのだが、極めて明確だった。そのうちの1つが『子どもたちが明日から使えることを何か1つ教えて下さい^ ^』というもの。だから僕は【みんなに言ってもらえると嬉しいまほうの言葉】を授けることにした。

それが

①どうすればいいですか?

②何かできることありますか?

だった。


ポイントはその判断基準を自分ではなく子どもたちに譲渡すること。心の主導権をさらりと子どもたちに明け渡すこと。

自分(あなた)の気持ちに正直でいい。間違ってないんだよ。だから思い切って自分から動いてみよう!僕たち大人はそれを全力で受け止めるから。

そんな精一杯の思いを込めて、僕は今も変わらず子どもたちに伝えている。

子どもにお願いするのなら僕も全力で受け止める。そんな心の交わりが真のバリアフリーであり、多様性を認め合うことにつながると今も本気で信じている。



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