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「うやむや」が生んだ産物[ある意味心に残る新婚旅行]

こんにちは、人生の一週目をマイノリティな男女関係に翻弄されながら終え、人生二周目は男女関係のみならず全てのことを楽しむと決めている看護師のキョウコです。


結婚直後にサレ妻になったワタシは

自分がどうすることが幸せなのかをよく考えもせず、離婚したいと言っている夫の言葉もうやむやにし、時の流れに身を任せ、浮気発覚前から計画していた「新婚旅行」へと出かけます。
よく行きましたよね。
思い出して笑っちゃいました。今回の話は、そこで”うやむやにしたこと”がどういう結果になったのか?その辺を語ろうと思います。

ワタシはなんとなく離婚しないのだろうと思っていた。


なぜかというと、夫の方は一度”離婚したい”言ったっきり、具体的に離婚に向けて、家を出ていくとか、話し合いの機会を持つとか、弁護士立ててくるとかいう行動は起こさなかったからだ。
ワタシの気持ちは整理できないままでいたが、もう即座に行動して、自分が女として魅力がなかったからだと、自分改善計画を実行していた。コレは離婚に向けてと反対の方向で、こっちを振り向かせよう計画だった。
この2人の目的はズレていた。真逆に、、、。だが、ひよっこナースはそんなことに気づくはずもなく、猪突猛進で、気にせず進んだのだ。
具体的には、「何にもなかったことのように振る舞う」行動をとり、うやむやにしていた。
ただ、夫の様子は気にしていた。日常的に女とメールしたり、電話したり、のような匂わせ行動がちらほら見えていた。それに対して、ワタシは何も言わない。「あー、(女と)まだ別れないんだな。ふーん。」だった。

「えっ?それよく平気でしたね?」


そんな声が聞こえてきそうなのでお答えすると、平気なわけではなくて、はらわた煮えくり返っていた、悲しくて影で泣いてもいた。
けど、あやふやな関係であやふやな気持ちのまま、旅行には出かけた。

夫の方は、旅行先でも、携帯を触り、メールのやりとりは続けていたし、ワタシはそれを見て見ぬふりして
無頓着で鈍感っぽく、1人楽しんでいた。

おいしいものを食べ、綺麗な景色を見て、感動してウルウル、もしくは、情けなくて惨めで、涙が出てきてウルウルしていたのかも?。
なぜにそんなにまでして、、、。
自分で自分の機嫌をとっていたのだろうか?笑

旅行中、新婚さんっぽく、手を繋いだり、キスをしたり、セックスをすることももちろんなかった。
全く、何をしに行ったんだろ?、、、観光して、美味しいものを食べて、一緒の時間を過ごすだけ。


「美味しい。」
「ココ素敵やあ。」
「すごいね。」

自分で自分の機嫌をとっていた。


ワタシは逆境に立たされると、どうやら、ネガティブを取り払うために、めちゃくちゃポジティブになるらしい。
心は笑ってなくても、顔は笑っていた。
顔が笑っているから、実は楽しくなって、心も笑えていたのかも?


どうやら、自分の機嫌って意識しなくたって取れるものらしい。


そして、自分の機嫌をとり、自分を大切にし、ポジティブなワタシは、きっと、美しく見えたのだろう(美化してみた笑)。
最終日、夜景を見ていた。
「本当、綺麗!」と感動して、目にも涙。


、、、と、突然
後ろから抱き寄せられた。

そんなもんだ。


うやむやにしていたら、何が良くて何が悪いかすらうやむやになり
仲直りしていた。
ココでの”うやむや”は、ワタシの人生を変えたことは間違いない。
その後の人生どうであったのかはまだまだ続きがあるので別の機会に話そうと思う。
ただ、”うやむや”は、良くも悪くもどちらにも転んでしまうリスクがあるのだ。
このケースでは、偶々、ワタシに良い方へ転んだのだと思うが、自分が思いもしないそっちには行きたくない方にだって転ぶことがある。
それはご理解いただいておいた方が良いと思う。

#忘れられない恋物語 #振り返りnote#新婚旅行#サレ妻#結婚#スキしてみて


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