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どうしてシステム導入は失敗するのか、 失敗しないための方法を考える

今日は少し前になりますが、私が主催している第7回目の「ふくおかクラウドcafe」で発表したネタでもある資料について補足を入れながらスライド補足をしていきたいと思います👏👏👏

スライド全体はこちらにあります。

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みなさんはシステム導入で失敗した経験はございますか?
もし、システム導入で失敗された経験があればこういう失敗理由かもしれませんね。

よくあるシステム導入失敗例

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いかがでしょうか?ドキッとした方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

失敗になってしまう原因を考える

では、原因はどこにあるのでしょうか?

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経営陣:現場のためにシステムを導入をする

現場:上司から言われたので

ツールメーカー:お客様に最適なサービスです

システム会社:お客様の要望に応えます。

といった立場、役割によって発言内容は異なりますよね。

※ツールメーカーとはITツールを販売している会社、システム会社はITツールの初期導入をしてくれる会社を想定しています。

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これも「ドキッと」しますよね。

役割も立場も違えば、考え方も違うのは当たり前、とはいえ「システム」は共同で作っていかないといいものは作れません。

つまり「責任の押し付け合い」をしていて物事は進みません。

システム導入における目的の把握

ところで、システム入れる時全体像把握していますか?

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システムを入れる理由は何かしら理由があると思います。

おそらくこの2つに分けられるはずです。

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攻撃と守備です。

つまりこういうコト。

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攻撃とは「営業力を向上し売上増」を狙うこと

守備とは「業務の効率化で工数の削減」を狙うこと

では、話を戻して、「システム導入時における各登場人物における立場・役割の違い」を見ていきましょう。

システム導入時における各登場人物における立場・役割の違い

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経営陣:売上増、効率化につながるのであれば投資する
現場:また、新しいことを覚えないといけない・・・面倒くさい
ツールメーカー:自社のツールで課題を解決します
システム会社:お客様の要望にあったシステムを個別カスタマイズします

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立場が違えば「想い」も変わります。そうなると・・・

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導入会社:任せっきり
提案会社:やりたいことが決まっていないので開発できない

という状況に。

つまり、「当事者意識の欠如」がシステム導入の失敗につながっていることが多いです。

では、ここからが本題です。

システム導入を成功に導く方法

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結論としては「各メンバーとの橋渡し」の役割を担う「プロジェクト推進者」が必ず必要です。

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では、推進者って誰が担うべきか?

理想は「社内メンバー」です。では、どういう人がいいかですが

【求める社内人物像】
 ・ITリテラシーが高い
 ・システム導入をした経験が豊富
 ・現場のことをよく知っている
 ・コミュニケーション能力が高い
 ・プロジェクト専任で稼働可能

と言った方。そんな方、社内にいないのが現状です。

では、外注先にになってもらうときはの人物像は

【求める外注先人物像】
 ・導入会社の業界のことをよく知っている
 ・いろいろなツールのことを熟知している
 ・経営陣、現場担当者の思いを汲み取り、
  着地点を見いだせる
 ・コミュニケーション能力が高い

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社内、社外でも「推進者はスキルが高い人物像」になります。

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プロジェクト推進者をプロジェクトに入れるとどうなるか・・・そうなるとトータル費用も高くなります。

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しかし、安いシステムを入れて失敗する確率が高くなるか

高いトータル費用になって成功率を上げるか

それは経営者の考え方次第です。

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結論

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①導入会社に必要なこと

・当事者意識をもつ
  提案会社に任せない
  自分たちが使うシステムと全員が当事者意識をもつ

・チームワーク
  関係会社すべて協力関係をもつ

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②システム会社の選び方

提案書の質
  システム導入がゴールになっている提案書か、導入会社のことを理解しようとしている提案書かどうか

見積書の内容
 単なる開発費用か、推進者の役割まで入っているか

レスポンスの速さ
 会社の運命を左右するときにも本当に頼れる人か

パートナーシップ
 パートナーとして信頼がおけるか

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③推進者が実施すべき作業

Check→Action→Plan→Doの考え方で、システム導入がゴールにならないようなことを実施

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最後に、システム導入の成功方程式をお伝えします。

非常にシンプルですが、

【各立場におけるすばらしいアイデア】+【現場目線で経営者が欲するシステム】です。

つまり、それらの項目を引き出す「推進者」が不可欠ということです。

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