10月28日(土)『活水学祭ぶち上がり』

今日は活水女子大の学祭に行ってきた。

目的はもちろんお笑いステージ。

女子大に行ってみたいという疚しい気持ちでは断じてない。

サークルのメンバーと数人で行ったんだが、浦上駅周辺の部員とは待ち合わせてバスで行くことに。残りの部員とは現地集合。

お笑いステージの開演が12時45分だったので、その1時間前に会場に着くようにココウォークのバス停に集合して11時半のバスに乗り込んだ。

バスでも話が盛り上がる。こないだのライブの話、これからのライブの話、新ネタの話、コンビの話もろもろ話題が尽きないくらいずっと楽しく話していた。

降りる予定のバス停までは15分くらいでそう遠くはないのだが、ふと携帯を見た時に12時くらいだった。

え?

え?え?

あれ?

すぎてる?嘘だろ?

乗り過ごした。めちゃくちゃ乗り過ごした。

そんなわけないと自分でも思ったくらい乗り過ごしてた。ちゃんと次のバス停のとこ見てたはず。ちゃんとバス内の放送のやつも聞いていたはず。なのに乗り過ごした。

確かに違和感はあった。

途中から景色が田舎になっていた。さすがにこんな田舎に大学なんてないだろうなぁとは思ったが、降りるまでには至らなかった。そのため乗り過ごした。バカすぎる。

そっからダッシュで降りて、バス停まで向かって幸いすぐバスが来て大学の最寄りのバス停まで行くことができた。

その時開演15分前でもういよいよやばい。

大学前にある坂も大股で上がっていき、大学に到着する。

活水、まじで坂ばっか。坂ばっかやし構造が複雑すぎる。いきたいところに行けない。どうやったらそこに行けんのってところしかない。え、これ大学なん?みたいな大学。

先に会場にいる部員にわざわざ出てきてもらい案内してもらう。本当にそこまでしてくれないと会場まで辿り着けなかっただろう。

無事辿り着いて体育館の真ん中ら辺に陣取り、お笑いステージが始まる。

今回来られていたのは以降敬称略として、令和ロマン、デニス、ジェラードンの3コンビ。

ぼくの目的はジェラードン。ただシンプルにコント師の営業にものすごく興味があった。ネタはやるのか、枕とかはどうするのかなど勉強になるかなと思った。

まずは令和ロマン。

枕から話が面白くて、長崎にまつわる話なんかはやっぱり営業ならではで、ちゃんとそのまつわる話があるのも凄いし、それで笑いが起こってるのもプロの凄さを感じた。

でも令和ロマンは特にネタがすごかった。2本の漫才をやったのだが、どっちも面白すぎた。涙出るくらい笑った。ぼくもそんなに詳しいわけではなく2本とも初めて見るネタだったけど、すごい面白かった。久しぶりにプロの漫才みてレベルの違いを思い知った。個人的に令和ロマンは今年のM-1で決勝行くんじゃないかと思っている。

次にデニス。

まずゆきおさんの帽子モノマネから始まるのだが、これがもう凄かった。お客さんも参加できるもので、帽子モノマネのレパートリーも誰でもわかる奴から絶対わからない奴までチョイスが面白く、お客さんの回答も全部お二人が面白くしてくれたりと、答え得だしこれが営業かぁと感心してしまうくらい面白かった。

ネタも最中に長崎のことを入れてくれたりと、臨機応変な機転。面白かった。個人的には1番営業を感じれた気がした。

そして最後にジェラードン。今回の目玉と言っても過言ではなく、出てきた時の歓声の大きさは1番だった。流石にテレビに出まくっているだけはある。

そして1番知りたかったコント師の営業。

まずは自己紹介からかみちぃさんの特技から。モノマネを2つ披露されるのだが、これが似すぎていて面白すぎた。どっちも芸人のモノマネだからお笑いが好きな人は余計に楽しめるようなもの。

そしてこっからネタに入るのだが、ネタといってもネタと言い切っていいのかわからないネタ。一本のコントという感じではなく、営業向きというか、コントのネタの中でもお客さんとの距離が漫才と同じくらいのコントだった。

なるほどなと。

コントをやるのはいいけど、こういう感じのネタをやるといいのか。しめしめ。

ぼくはまた一つ成長できた気がした。

そして西本さんのあの角刈りすり抜けのやつ。これがもう爆ハネ。体育館を一周して綺麗にすり抜けた時は、ぼくも拳をあげて喜んでいた。あのぶち上がり方はえぐかった。

それで最後に3コンビでてきての大喜利とトーク。

よくこんな場で大喜利をさせようと思い立った活水生はある意味すごいなと思ったし、それに応えたみなさんもすごかった。

ちなみに3コンビがステージに出てきた際、デニスの松下さんがいなかったことにぼくは気づいてました。

大喜利もトークも楽していくらでも見れるものだったし、それも面白すぎたんだけど、1番感じたのは令和ロマンくるまさんの裏回し。

ちょっと控えめに言ってやばすぎた。

ぶん回し。先輩たちをぶん回し。めちゃくちゃいいパスも連発する。

別でいたテレビ局のMCがいらないんじゃないかってくらいのぶん回し。普通に裏回しというか表回しだった。

ネタも申し分ないのに、そういう平場もすごいんかい、面白いんかいと個人的にぼくの中にあるくるまさんの株がものすごく上がった。

しかもまだ6年目。

まぁ大学のお笑いサークルの時代もあったってのはあるけど、それにしても凄すぎるなと。

ぼくも7年後にこうなれるのだろうか、少しでも近づけるのだろうかと、すこし怖気付いてしまうくらい見せつけられた。

そしてあっという間に1時間のお笑いステージは大盛況で終わり、ぼくも帰路に。

いや〜面白すぎたし、楽しすぎたし、もっと頑張ろうと素直に思えたし、いい勉強にもなった。

次はぼくらの学祭。

ザマミィさんが来られるのでそれもちゃんと見たいし、ぼくらのお笑いステージも頑張ろう。

ちょうど公式のSNSでも発表あったし、みなさんきてください。

特に単独来れなかった人は絶対来てほしい。いいもの見れます。

にしても最高のライブだった。


活水で学生用のトイレに入ったらめちゃくちゃ女子トイレで軽くパニックを起こしてたら、近くのおばさんが「こっちよ」と職員用の男子トイレを教えてくれたそんなある日。

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