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ワーママの「健康で幸せな両立」は可能? ②他者に頼る

2年前、初めて臨んだ育休からの復帰は、私にとって「不健康で幸せではない両立」でした。

週末は子供の看病に追われて出かけることはなく、夜間授乳もある中、自分は慢性的な風邪で咳で眠れない状態。夫とじっくり話し合う余裕すらなく、ただ必死で子供の世話と目の前の仕事をこなす日々。仕事でパフォーマンスが出せる状況ではありませんでした。

そんな生活を半年間続け、ようやく子供の病気が落ち着いた頃、「このままでは仕事を続けられない」と感じ、何か対策をと考え始めました。

家事代行サービスに救われる

関東では多様な家事代行サービスがあるのは知っていました。しかし、いざ京都で探そうと思った時、関東にはあっても京都にはなかったり、サポーター数が少なかったりしました。

平日の夕食作りが私にとって最も負担だったので、当時京都へ展開し始めたタスカジの料理代行を試すことにしました。3時間で6000〜8000円程度と安くはない価格ですが、私が限界なことを夫も理解していたため、代行サービスをお願いすることに反対はありませんでした。

週末に調理師のサポーターさんに来てもらい、手の込んだ食事や作り置きとシンク周りの掃除をしてもらいました。週末に夫以外の人と話をするのも、そういえば久しぶり。料理をする元気もなく整っていない台所で、サポーターさんは温かな料理を作ってくれました。

月1〜2回、継続的に来て頂くようになり、調理道具や調味料もアドバイスしてもらいながら少しずつ整えていきました。滋養のある食事を取ることで、心身ともに少しずつ元気になっていきました。

週末に料理をしないことでできた時間で、趣味のヨガ教室に通ったり、一人でカフェに行く時間も作れるようになりました。

核家族ワーママはもっと他者を頼っていい

「長く勤めているワーママの多くは親のサポートがある」

裏を返せば「核家族ワーママが働き続けるには、親サポート並みに他者に頼る必要がある」ということではないでしょうか。

もちろん、外部サービスに頼るだけの費用がもったいない・出せないという場合もあると思います。しかし、もし他者に頼ることへの罪悪感がハードルになっているなら、そのハードルは外して良いものです。核家族ワーママにとって、夫婦2人だけで仕事・家事・育児をこなすことは、相当な負担があります。

健康で幸せな両立を実現するには?

私は自分が苦労した分、たくさんの共働き家庭が、"健康で幸せな両立"ができるよう、応援したいと思っています。

両立の悩みは人それぞれで、解決策もその人自身のベストを見つけていく必要があります。そこで私は、育休者を対象に定期的にオンライン中心で両立を考える座談会を開催しています。

また、家事代行や食材宅配などの外部サービスには地域差がありますが、ネット上には関東の情報が多く集まります。そこで私は、このnoteを通じて京都地域限定の両立お役立ち情報を発信していきたいと思います。

私1人にできることは限られているけど、少しでも、1人でも、"健康で幸せな両立"ができる家庭を増やしたい。その思いで活動していきます。
















共働き家庭が両立生活を楽しめるよう、活用させていただきます。